研究大会

戦争社会学研究会・2023年度第2回例会(関西例会)のお知らせ

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戦争社会学研究会・2023年度第2回例会(関西例会)を開催いたします。是非お越しください。

場所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス・社会学部棟(社301教室)
キャンパスへのアクセス https://www.kwansei.ac.jp/access/uegahara
キャンパス内の案内 例会会場
開催方式:対面+オンライン
開催日時:12月2日(土) 13時00分~17時30分

■参加申し込み→オンラインの方は、必ずpassmarketでの申し込みをお願いいたします。対面参加の方も、できればpassmarketでの登録をお願いいたします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02eu4ght0sd31.html

■対面参加
会員:無料(ただし、2023年度の会費納入が必要です)
非会員:1000円

■オンライン参加
会員:500円
非会員:1500円

開始時間:13:00
■自由報告(敬称略)
13:00~13:05:挨拶など

13:05~13:45(質疑応答時間を含む)
小林和夫(創価大学): 「南方科学」はなぜ生まれたのか?

13:45~14:25(質疑応答時間を含む)
木村美幸(福井高専):保安隊員募集と行政事務委託(仮)

14:25~14:40 休憩

14:40~17:30
テーマセッション「戦争社会学とパブリック/パブリシティー戦争社会学を世の中に開いていくということー」 

主旨文:
 戦争社会学研究会は、「社会のなかの戦争」と「戦争のなかの社会」について考えつづけてきました。今回は社会のなかの戦争社会学について話し合い、考えてみたいと思います。とくに、2022年2月のロシア・ウクライナ戦争(第二次)の開始後、戦争社会学に関わっている研究者が、新聞・テレビなどのメディアでパブリックに向けて発言する機会も増えました。本研究会では『戦争社会学研究』第7巻で「基地とウクライナと私たち」という特集記事も組まれました。
 さらに、去る2023年7月3日、研究会誌『戦争社会学研究』に創刊から携わって頂いた、みずき書林の編集者・岡田林太郎氏が残念なことにご逝去されました。今こそが、戦争社会学とパブリック/パブリシティについて意見交換をする機会だと思い、本テーマセッションを企画しました。

(以下、敬称略)
司会:山本昭宏(神戸市外国語大)

14:40~14:45
主旨説明

14:45~15:05
井上祐子(公益財団法人政治経済研究所)
「戦時下の写真を社会に開く実践と課題―東方社写真を事例として」

15:05~15:25
大川史織(春眠舎)
「映画と書籍ーーふたつのちいさなメディア編集から「戦争」と「社会」を考える」

15:25~15:45
堀郁夫(図書出版みぎわ)
「パブリック/パブリシティ――編集者の歴史実践」

15:45~16:00(小休憩、セッティング)

16:00~16:20
山本唯人(法政大学)
「記録の余白を補足する記録の収集 ―「体験者なき時代」における戦争体験継承の取り組み」

16:20~17:30 質疑応答 ※最初は登壇者からの互いの感想・質問

開催場所の詳細は下記をご覧ください。

戦争社会学研究会企画委員会
ssw.plac@gmail.com

2023年度第1回例会 エクスカーション企画「軍都・相模原の痕跡を歩く」のお知らせ

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戦争社会学研究会 2023年度第1回例会 エクスカーション企画を以下の日程で実施いたします。是非お越しください。

軍都・相模原の痕跡を歩く

日時 2023年10月7日(土)13:30〜(3時間程度)

場所 相模女子大学マーガレット本館2131教室および構内

概要
相模女子大学が所在する神奈川県相模原市は、隣接する座間(相武台)への陸軍士官学校の移転を契機として、陸軍補給廠、陸軍病院などといった旧日本陸軍の施設が多く所在する「軍都」となっていきました。陸軍通信学校であった地にある相模女子大学の構内には、現在も当時を物語る痕跡が点在しています。本企画では、陸軍通信学校当時の構内地図を手に軍都の痕跡をめぐり、「ミリタリー・エリアとしての相模」について考えたいと思います。

内容(予定)
13:30〜 趣旨説明、ミニレクチャー①:塚田修一(相模女子大学)
14:00〜 構内エクスカーション(ガイド:塚田修一)
15:00〜 ミニレクチャー②:野上元(早稲田大学)
15:30〜 全体ディスカッション

参加費
会員:無料(ただし、2023年度の会費納入が必要です)
非会員:1000円

参加申し込み方法
以下のパスマーケットより申し込みをお願いします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02t9m6zjzm831.html

*相模女子大学へのアクセスは以下をご覧ください。
https://www.sagami-wu.ac.jp/university/access/

*当日は正門または東門の警備室にて入構証をお受け取りいただき、マーガレット本館2131教室へお越しください。
https://www.sagami-wu.ac.jp/campuslife/institution/

ご存知のように、翌日の10月8日・9日は立正大学にて日本社会学会の大会が開催されます。そちらに合わせて前日に関東にいらっしゃる会員にも参加していただけるよう、10月7日に企画いたしました。

戦争社会学研究会では2017年の第8回大会以来のエクスカーション企画となります。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

戦争社会学研究会企画委員会
ssw.plac@gmail.com

「第14回戦争社会学研究会大会」開催のお知らせ

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「第14回戦争社会学研究会大会」開催のお知らせ

以下のように2023年度戦争社会学研究会大会をハイフレックス方式で開催します。対面、オンラインいずれの参加も事前登録が必須です。参加を希望される方は4月20日(木)までにパスマーケット(https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02yrg5e0bzx21.html)を通じて事前登録と参加費の納入をお願いします。登録された方には4月21日にメールで参加用URLと大会会場の教室をお知らせします。

・プログラムのPDF版はこちらです。第14回戦争社会学研究会大会プログラム
・ポスターのPDFファイルはこちらです。第14回戦争社会学研究会大会 ポスター

■第14回戦争社会学研究会大会■
日時:2023年4月22日(土)9:40-17:00(開場は9:20)
会場:帝京大学八王子キャンパス
開催方式:対面で開催し、オンラインでLIVE配信します。
参加費:会員 2000円、非会員 3000円
戦争社会学研究会HP:https://scholars-net.com/ssw/join-us
問い合わせ先:ssw.plac@gmail.com

・研究会に入会を希望される方は入会案内をご確認のうえ、事務局(ssw.adm@gmail.com)までご連絡ください。
・会員の方は4月21日までに2022年度会費を必ず納入してください。
・パスマーケットが利用できない国にお住まいの方は、<ssw.plac@gmail.com>にご連絡のうえ、郵便振替にて参加費をお支払いください。

■ タイムテーブル
・ 個人報告(9:40-13:00)
・ 司会:長島怜央(東京成徳大学)・堀川優奈(東京大学大学院)
1.李貞善(東京大学大学院)
「戦争、身体、記憶、「ポピー」:ベルギー・フランドールから韓国・国連記念公園へ」
2.アルト、ヨアヒム(大学共同利用法人人間文化研究機構/国立歴史民俗博物館)
「第二次世界大戦/アジア太平洋戦争をテーマにした日本アニメに描かれている「外地」と被害者/加害者のダイナミック」
3.富永京子(立命館大学)
「1970-1980年代若者文化における「戦争語り」の変遷:雑誌『ビックリハウス』を事例として」
4.峯桃香(立命館大学大学院)
「戦時下の日常への批判的姿勢:在野の女性史研究『銃後史ノート』の分析によって」
5.中山郁(皇學館大學)
「戦記を書くということ:伊藤桂一の戦記文学と鎮魂」

・ シンポジウム「自衛隊研究の新しい展開」(14:30-17:00)
◉ 趣意
1954年に自衛隊が設立されてから70年を迎えようとしている。これまで自衛隊に関しては、政治学や国際関係論を中心に研究が進められてきたが、旧日本軍を対象とする人文学・社会科学的研究の層の厚みと比較すると、自衛隊を対象とする学術研究の蓄積が十分になされてきたとは言い難い。
しかしながら近年、自衛隊研究に新たな展開が見られる。学際的分野である〈戦争社会学〉の領域では、とりわけ2000年代以降、博士論文レベルの研究成果が出るようになり、自分のテーマとして取り組もうとする若手研究者も増えている。だが一方で、先行研究の乏しさや、所属研究室にノウハウがないために、問題関心を共有し議論を深める機会が乏しいという現状もある。そこで、本シンポジウムでは、自衛隊を対象とした複数のアプローチを取り上げ、方法・成果・課題などを共有したい。3組の報告者が、自衛隊研究の可能性や、一次資料収集の難しさ、そして自衛隊組織に接近することに伴う倫理的課題などについて議論しながら、自衛隊研究の今後の展望について考える。

◉ タイムテーブル(予定)
14:30~14:35 企画の趣旨、登壇者の紹介
・ 司会:渡壁晃(関西学院大学大学院)、井上義和(帝京大学)
14:35~15:35 報告
· 第1報告:中原雅人(神戸大学)「財界人はなぜ自衛隊を支援したのか——自衛隊・防衛問題における非政治アクターの役割」
· 第2報告: 松田ヒロ子(神戸学院大学)「質的調査による自衛隊研究の課題」
· 第3報告:井上義和(帝京大学)・津田壮章(京都大学大学院)「方法としての自衛隊文学の可能性」
15:35~15:50 休憩
15:50~16:20 コメント
· 大谷弘毅(防衛大学校総合安全保障研究科・3等海佐)
· 瀧野隆浩(毎日新聞専門編集委員)
16:20~17:00 総合討論

【第14回戦争社会学研究会大会 自由報告者の募集】

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第14回戦争社会学研究会大会は、2023年4月22日(土)に帝京大学八王子キャンパスで「対面+オンライン開催」を予定しております(ただし、報告自体は対面報告とすることとしました)。例年と異なり、今年は1日のみの開催ですのでご注意ください。

個人報告を希望される方は、2月19日(日)までに事務局宛に、①お名前、現在の所属、②報告予定タイトル、③報告要旨(400字程度)をお送りください。

報告者の決定にあたっては、お送りいただいた要旨に基づき選考させていただくこともございます。その場合、報告の内容を問い合わせさせていただくこともございますので予めご了承ください。報告者決定後にタイムテーブル詳細をお知らせいたします。多数のご応募をお待ちしております。

戦争社会学研究会・企画委員会( ssw.plac@gmail.com )

***
1. 日時:2023年4月22日(土) 10:00-13:00予定
2. 一人当たりの報告時間:30分(質疑応答を除く)
3. 場所:帝京大学八王子キャンパス
4. 開催形態:報告者は原則として対面報告し、オンラインで配信する。
5. エントリー資格:会員であること。2022年度の会費を納めていること。
* 新規入会者につきましては、年会費を振り込みのうえ、入会申込書もメール添付でご提出ください。入会申込書は本HPの「-MENU-」→「入会案内」からダウンロード可能です。
6. エントリー方法:以下の項目を、電子メールにて2月19日(日)までに企画委員会事務局( ssw.plac@gmail.com )にお送りください。
  (1) 報告者氏名、及び現在の所属
  (2) 報告タイトル
  (3) 報告要旨(400字程度)

戦争社会学研究会 2022年度 第2回例会

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 新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、オンラインでの研究大会や例会の開催が広がった一方で、大学院生などの新進の研究者と中堅・ベテラン研究者の交流の機会が激減しました。そこで本会では、院生・ポスドクなどを中心とした報告会を企画し、報告を募集したところ多くの応募がありました。そこで、第一回(10月15日@神戸学院大学)に続き、第二回の例会でも修論・博論研究報告を企画しました。
加えて、談話会「戦争社会学研究会の今後のために」と「現代的課題と戦争社会学研究 ―ウクライナ・基地問題など」を開催し、参加者が交流・意見交換する機会としたいと思います。

※プログラムのPDFファイルはこちらです。PDF版_2022年度第2回例会 修論・博論研究報告会プログラム

・ 日時:2022年12月17日(土)10:00-17:30(昼休みは長めの13:00-15:00とし交流の機会とします)
・ 会場:東京女子大学(教室は人数がほぼ確定した段階でお知らせいたします)ただしオンライン参加も可。
・ 参加方法:12月15日までに以下のページからチケットをご購入してください。会員の方は無料チケットを入手して下さい。
  https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02x7j1c6e3q21.html
・ 対面で参加する方は上のリンクからチケットを入手して当日会場で提示してください。オンラインで参加する方は、12月16日にお送りするIDとパスワードにてZOOMで参加してください。
・ 参加費: 会員は無料。非会員は学生・院生が500円、それ以外の非会員は1000円。

2022年度 第1回 修論・博論研究報告会

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2022年度 第1回 修論・博論研究報告会

新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、オンラインでの研究大会や例会の開催が広がった一方で、大学院生などの新進の研究者と中堅・ベテラン研究者の交流の機会が激減しました。そこで本会は、さまざまな形での研究交流の機会を確保するため、大学院生の報告とそれに対するコメントを中心とした例会を企画しました。なお、第2回は12月17日(土)に東京女子大学で開催予定です。こちらの方もどうぞご予定ください。

※プログラムのPDFファイルはこちらです。PDF版_2022年度第1回修論・博論研究報告会プログラム

・日時:2022年10月15日(土)10:30-17:00

・会場:神戸学院大学ポートアイランドキャンパスD号館213教室 ただしオンライン参加も可。

・参加方法:10月13日までに以下のページからチケットをご購入してください。会員の方は無料チケットを入手して下さい。https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0290vk6jtxj21.html

・対面で参加する方は上のリンクからチケットを入手して当日会場で提示してください。オンラインで参加する方は、10月14日にお送りするIDとパスワードにてZOOMで参加してください。

・参加費:会員は無料。非会員は学生・院生が500円、それ以外の非会員は1000円。

2022年度、戦争社会学研究会の例会「修論博論研究報告会」(10月15日(土)@神戸学院大学)の自由報告募集のお知らせ

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2022年度、戦争社会学研究会の例会「修論博論研究報告会」(10月15日(土)@神戸学院大学)の自由報告募集のお知らせ

新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、オンラインでの研究大会や例会の開催が広がった一方で、大学院生などの新進の研究者と中堅・ベテラン研究者の交流の機会が激減しました。そこで本会は、さまざまな形での研究交流の機会を確保するため、院生・ポスドクの報告とそれに対するコメントを中心とした例会を企画し、報告者を募集することとしました。対面とオンラインのどちらでも報告が可能です。ふるってご応募ください。院生を指導している先生方は、指導院生にもお声がけください。

・日時:2022年10月15日(土)の午前~午後を予定(人数次第では午後のみ)

・会場:神戸学院大学ポートアイランドキャンパス ただしオンラインでの参加も可。

・報告時間:一報告につき55分(報告30分、コメント10分、質疑応答15分)

・報告内容:執筆中の修士論文や博士論文に関する内容、および博士論文執筆後の単著化の計画(とくに完成度は問いませんが、事前に企画委員から報告内容について問い合わせる場合があります)。

・コメンテーター制:各報告にコメンテーターを置きます。報告希望者はコメンテーターを指名することができますので、応募用紙にご記入ください。企画委員会から指名された方へ依頼をします。ご希望に添えないこともありますので、あらかじめご了承ください。

・報告者の条件:会員にかぎる(応募時点で非会員の場合は報告前日までに会員になってください)

・応募方法:別添の応募用紙に記入し、ssw.plac@gmail.comに2022年8月31日までに送ってください。
応募用紙「2022年度修論・博論研究報告会エントリーシート」

・報告募集人数:4~5人

※報告希望者多数の場合には企画委員会にて、対面・オンラインのバランスなどを勘案して選考させていただきます。その場合には、別日程での第2回の報告会の開催も検討いたします。

・なお、参加費は、会員は無料。非会員は学生・院生が500円、それ以外の非会員の方は1000円を予定しています。また、対面参加の方は、工夫したうえでなるべく懇親の機会を設けたいと考えております(もちろん自由参加です)。

多数のご応募をお待ちしております。

第13回戦争社会学研究会大会プログラム

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2022年度 第13回戦争社会学研究会大会プログラム

*ポスターのPDFファイルはこちらです 2022年度戦争社会学研究会大会 オンライン ポスター

4/23(土)10:30-18:30

■個人報告(10:30-11:55)
・司会:四條知恵(広島市立大学)
開会・注意事項(10:30-10:35)

・個人報告1(10:35-11:15)
渡壁晃(関西学院大学大学院)「広島における「先輩」慰霊の形成と展開――原爆関連慰霊行事の通時的分析」
・個人報告2(11:15-11:55)
渡邊勉(関西学院大学)「戦災と社会階層」

■シリーズ「戦争と社会」刊行記念シンポジウム(13:30-17:40)
「「戦争と社会」という問い」をめぐって」

・評者
サビーネ・フリューシュトゥック(カリフォルニア大学サンタバーバラ校):柳原伸洋「戦争と文化―戦後ドイツの子供文化に日本を照らして」の評者
稲葉奈々子(上智大学):大野光明「反暴力の現在―ポスト冷戦・「新しい戦争」・ネオリベラリズムのなかの日本の反戦・平和運動」の評者
成田龍一(日本女子大学名誉教授):序文及び野上元・佐藤文香「総説 「戦争と社会」、「軍事と社会」をめぐる問い」の評者
・著者
柳原伸洋(東京女子大学)
大野光明(滋賀県立大学)
野上元(筑波大学)
・司会
山本昭宏(神戸市外国語大学)

・趣意
2021年12月に岩波書店から刊行が開始されたシリーズ「戦争と社会」(全5巻)の出版を記念して、合評会形式のシンポジウムを開催します。
従来の戦争のあり方が大きく変容しつつある今日において、戦時/平時を問わず、戦争や軍事は社会に遍在する状況にあるといえます。一方で、ロシアのウクライナ侵攻により、第二次世界大戦後の国際秩序が揺らぎをみせ、現実の戦争に対して国際社会が対応を迫られています。こうした状況において、私たちは「戦争と社会」をめぐる諸問題にどのように向き合い、学術的・理論的視座を提示することができるでしょうか。
このシンポジウムでは、シリーズ全体にかかわる問いや枠組みをテーマとした第1巻『「戦争と社会」という問い』のなかからいくつかの論考を取り上げ、評者と執筆者の討論を通じて、幅広い観点から「戦争と社会」をめぐる諸問題について議論します。

<タイムテーブル>
13:30 開会
13:40 評者:サビーネ・フリューシュトゥック × 著者:柳原伸洋
14:40 評者:稲葉奈々子 × 著者:大野光明
15:40 評者:成田龍一 × 著者:野上元
16:40 全体討論
17:40 閉会

■総会(18:00-18:30)

 

4/24(日)10:30-17:00

■個人報告(10:30-11:55)
・司会:松田ヒロ子(神戸学院大学)
開会・注意事項(10:30-10:35)

・個人報告3(10:35-11:15)
児玉谷レミ(一橋大学大学院)「自衛官たちの目に映る「一般社会」を考察する―ポストモダン・ミリタリーとしての自衛隊という視点から」
・個人報告4(11:15-11:55)
銭俊華(東京大学大学院)「英領香港の「重光記念日」に関する歴史社会学的考察――「日本」に着目して」

■テーマセッション(13:30-17:00)
「軍事と環境」
(共催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「軍事化が島嶼に及ぼす影響の比較研究――琉球弧、グアム、マーシャル諸島」研究課題/領域番号:20H01573 研究代表者:朝井志歩)

・報告者
朝井志歩(愛媛大学)「馬毛島での米軍のFCLP施設建設計画の経緯と問題点(仮)」
森啓輔(専修大学)「沖縄における有機フッ素化合物汚染をめぐる法・政治行政過程・社会運動の現在」
竹峰誠一郎(明星大学)「「われらみなヒバクシャ」なのか――核と環境問題を結んで」
・討論者
池上大祐(琉球大学)
長島怜央(東京成徳大学)
・司会
浜井和史(帝京大学)

・趣意
地球環境問題に対するグローバルな関心がますますの高まりをみせるなかで、戦争が大規模な環境破壊を招き、基地や軍隊の存在が環境汚染の要因となっていることは、従来から指摘されているところです。戦後長らく平和を享受してきた日本においても、沖縄を中心に多くの軍事基地を抱えており、基地の建設・運用などに伴う自然環境の破壊や人々の生活環境への深刻な影響、またヒロシマ・ナガサキの被爆やフクシマの原発事故など核による放射能汚染といった様々な軍事被害は、戦後の日本社会と切り離すことができない問題であるといえます。
こうした社会に遍在する軍事が環境や地域社会にもたらす諸問題について、私たちはどのような視点で捉えることができるのか。このセッションでは、「軍事と環境」をめぐる研究の最前線を紹介し、このテーマが抱える課題と今後の展望について議論します。

<タイムテーブル>
13:30 開会
13:40 朝井志歩報告
14:05 森啓輔報告
14:30 竹峰誠一郎報告
休憩
15:10 池上大祐コメント
15:30 長島怜央コメント
15:50 全体討論
17:00 閉会

 

◆参加費
参加費は下記の通りです。参加申込・入金を頂いた方へZoomの情報等をお送りいたします。
今回は3月31日までの早割(※2021年度会費納入が条件)を実施します。
会費をまだ納めていない場合は、この機会にぜひ参加費とセットでお支払いください。
年会費は2021年度分です。ここでは2022年度の会費の支払いは受け付けておりません。
(※非会員で入会を希望される場合は、研究会HPをご参照のうえ入会申込をまず行ってください)

・参加費の支払い方法
参加を希望される方は、以下の「参加申込ページ」から申込・入金をお願いいたします。
【申込〆切】2022年4月20日(水)23:59(※早割は3月31日(木)23:59まで)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/027tqnagei821.html
※重複でのお申し込みのないよう、お気をつけください。

・領収書を希望される方
希望者はチケット購入の際に「領収書を希望する」にチェックを入れてください。
後日、宛名が無記名の領収書を発行・送付いたします。領収書の発行日は4月23日に統一します。
「但書き」や領収書の発行日については、個別に対応も可能です。
ご不明な点がありましたら事務局までお問い合わせください。

2021年度第2回オンライン例会

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戦争社会学研究会第2回例会
合同書評会
・野入直美著『沖縄―奄美の境界変動と人の移動――実業家・重田辰弥の生活史』みずき書林、2021年
・松田ヒロ子著『沖縄の植民地的近代――台湾へ渡った人びとの帝国主義的キャリア』世界思想社、2021年

(画像をクリックすると出版社のページへ移動します)

◇日時:2021年11月20日(土)14:00-17:00 *参加自由・無料
◇開催形式:Zoomを用いたオンライン開催

2021年度戦争社会学研究会第2回例会フライヤー

〇登壇者:
【評者】
土井智義 氏(琉球大学島嶼地域科学研究所・ポスドク研究員)
中山大将 氏(釧路公立大学)
【著者】
野入直美 氏(琉球大学)
松田ヒロ子 氏(神戸学院大学)
【司会】
長島怜央 氏(東京成徳大学)

〇プログラム:
14:00 開会・趣旨説明
14:10 報告(各30分):土井智義氏、中山大将氏
15:20 リプライ(各20分):野入直美氏、松田ヒロ子氏
16:00 全体討論
16:55 閉会

〇参加方法
非会員の方は、戦争社会学研究会事務局までお問い合わせください。
ssw.plac@gmail.com

<注意事項>
・質疑応答時、質問のある方は基本的にリアクションの挙手機能で意思を表示いただき、司会の指名を受けてからご発言ください。
・発言しない時はマイクをミュートにしていただきますよう、ご協力ください。
・その他、スムーズな進行にご協力いただきますよう、お願いいたします。

2021年度第1回オンライン例会

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戦争社会学研究会第1回例会
テーマセッション「戦争を『あらわす』ということ~大川史織(編著)『なぜ戦争をえがくのか――戦争を知らない表現者たちの歴史実践』(みずき書林、2021年)を手がかりに~」

◇日時:2021年9月25日(土)14:00-17:00 *参加自由・無料
◇会場:Zoomを用いたオンライン開催

2021年度戦争社会学研究会第1回例会フライヤー

〇趣意:
戦後76年が経過し、日本の人口の85%が戦後生まれという時代を迎えました。
そうしたなか、多くの表現者たちが戦争と接点をもち、多彩な手法で戦争が表現されています。戦争を知らない世代が、どのように思考をめぐらし、なぜ戦争を「あらわす(表す/現す/著す)」のか。そして、その歴史実践にどのような意味があるのか。
映画監督の大川史織氏が、さまざまな表現者たちと対話した記録である『なぜ戦争をえがくのか――戦争を知らない表現者たちの歴史実践』を手がかりに、多様な観点から戦争を「あらわす」ということについて考えます。

〇登壇者:
【報告者】
・大川史織 氏(映画監督)
監督作品にドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年公開)。編著書に『マーシャル、父の戦場――ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林、2018年)など。
・寺尾紗穂 氏(音楽家、文筆家)
著書に『南洋と私』(リトルモア、2015年)、『あのころのパラオをさがして――日本統治下の南洋を生きた人々』(集英社、2017年)など。
・小田原のどか 氏(彫刻家、評論家、出版社代表)
編著書に『彫刻1――この国の彫刻のはじまりへ/空白の時代、戦時の彫刻』(トポフィル、2018年)、最近の論考に「近代を彫刻/超克する」(『群像』2021年6月号)など。
【コメンテーター】
・根本雅也 氏(松山大学)
専門は社会学。著書に『ヒロシマ・パラドクス――戦後日本の反核と人道意識』(勉誠出版、2018年)、共編著に『原爆をまなざす人びと――広島平和記念公園8月6日のビジュアル・エスノグラフィ』(新曜社、2018年)など。
・林英一 氏(二松学舎大学)
専門は日本近現代社会史。著書に『南方の志士と日本人――インドネシア独立の夢と昭和のナショナリズム』(筑摩書房、2019年)など。
【司会】
四條知恵 氏(広島市立大学)
専門は歴史社会学。著書に『浦上の原爆の語り――永井隆からローマ教皇へ』(未來社、2015年)など。

〇プログラム:
14:00 開会・趣旨説明
14:05 報告:大川史織氏、寺尾紗穂氏、小田原のどか氏
15:20 コメント:根本雅也氏、林英一氏
15:50 全体討論
16:55 閉会

〇参加方法
非会員の方は、戦争社会学研究会事務局までお問い合わせください。
ssw.plac@gmail.com

<注意事項>
・質疑応答時、質問のある方は基本的にリアクションの挙手機能で意思を表示いただき、司会の指名を受けてからご発言ください。
・発言しない時はマイクをミュートにしていただきますよう、ご協力ください。
・その他、スムーズな進行にご協力いただきますよう、お願いいたします。