共催ワークショップ
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⼼理療法ワークショップ企画
タイトル:戦争トラウマの世代間伝達―そのメカニズムと治療

日時:2024年12月20日(金)17:00-20:00
場所:立命館大学茨木キャンパス
定員20名
参加費:無料
企画 森茂起(甲南大学)、岩井圭司(兵庫教育大学)、村本邦子(立命館大学)
共催:「日本における第二次世界大戦の長期的影響に関する学際的シンポジウム」実行委員会、立命館大学大学院人間科学研究科

企画趣旨
戦争トラウマの世代間伝達と、その?理療法における意味を議論するワークショップを心理療法実践家(大学院生含む)のために開催する。
医療・教育・福祉・開業臨床と実践分野は異なっても、?心理療法を受けるクライエント・患者の問題の背景に戦争(日本においては第二次世界大戦)が残したトラウマがある場合がある。たとえば復員兵、職業軍人が戦後に持ったと思われる、今日の診断基準で言えば、PTSD(複雑性PTSD含む)の症状、あるいはそれに併存するアルコール依存、抑うつなどを通して、子ども、孫の世代が幼少期から心理的ストレスを抱えた例は少なくない。
日本の心理療法の実践においてもクライエント・患者の家族背景に戦争トラウマがある事例は少なくないが、そのメカニズムと治療的方法論が十分共有され、議論されているとは言えない。この主題に豊かな経験を有するオーストラリア、メルボルンで活躍する精神科医、精神分析家のオイゲン・コウ氏を講師として、実践家に向けた実践家に向けた臨床セミナーを開催し、日本の心理療法に新たな視点を加える機会とする。

臨床ワークショップ構成
17:00~17:10 開会挨拶・企画趣旨 森茂起
17:10~18:20 講演 (10分間の質問含む) Dr. Eugen Koh
「戦争トラウマの世代間伝達―そのメカニズムと治療」
18:20~18:30 休憩
18:30~19:10 グループディスカッション
19:10~20:00 全体ディスカッション(グループディスカッション報告含む)