運営委員より

戦争社会学研究創刊号の刊行

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おかげさまで会誌『戦争社会学研究』創刊号が無事刊行されました。
ご協力いただいた皆様に深く御礼申し上げます。

書店販売もしておりますので、非会員の方々もぜひご覧ください。
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100734
内容は以下の通りになります。

第1巻『ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開』
戦争社会学研究会編 2017年4月 勉誠出版

〇目次
創刊の言葉 野上元

特集1 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開
特集企画にあたって―ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開 福間良明
「戦争社会学」が開く扉 野上元
感謝の発露と美化批判―ポスト戦後七〇年の対立軸 井上義和
「特攻による活入れ」という衝撃―「記憶の継承から遺志の継承へ」モデルの批判的検討 蘭信三
シズメとフルイのアップデート 西村明

特集2 「空襲の記憶」の境界―時間・空間・学問を越境して
企画の趣旨、そしてそれをさらに「越える」ために 柳原伸洋
「防空」という視座―「防空」と「空襲」/「空爆」のあいだ 長志珠絵
ダーウィン空襲の記憶―「オーストラリア国防の最前線」を語り継ぐ 鎌田真弓
軍事化に抗する「戦争の記憶」―ドレスデン「〈一九四五年二月一三日〉協会」の歩み 木戸衛一
社会学はいかに空襲を記述できるのか? 木村豊
空襲の記憶とポスト戦後 西村明

投稿論文
一九五〇年代末―七〇年代初頭のSF ショート・ショート作品における核エネルギー表象 森下達

編集後記 西村明

2017年度からの年会費改定のお知らせ

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『戦争社会学研究』の刊行に伴い、2017年度より、下記のように年会費を改定いたします。

2017年度より
有職者(専任教員およびこれに準じる者)5,000円
その他の者(非常勤講師・大学院生・学部生およびこれに準じる者)2,500円
となります。

2016年度の年会費は従来通り、
有職者(専任教員およびこれに準じる者)2,000円
その他の者(非常勤講師・大学院生・学部生およびこれに準じる者)500円
です。

2017年度以降は前年度の年会費を支払われている方へ『戦争社会学研究』を送付いたします。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

『戦争社会学研究』刊行並びに投稿論文募集のお知らせ

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戦争社会学研究会の成果を社会的に発信し、戦争社会学の発展に資するべく、2017年度より『戦争社会学研究』を刊行することが決定しました。

これに際し、会員の皆さまから2017年4月刊行予定の『戦争社会学研究』創刊号への投稿論文(査読付き)を募集いたします。

投稿期間は、
2016年9月1日(木)~2016年10月1日(土)必着。
となります。

詳細は、戦争社会学研究会HP上の『戦争社会学研究』ページ https://scholars-net.com/ssw/sensoushakaigakukenkyu (menuバー →『戦争社会学研究』)並びに、以下のリンクを参照ください。

募集要項『戦争社会学研究』創刊号

投稿規程『戦争社会学研究』

執筆要領[『戦争社会学研究』
多数のご応募を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先:
戦争社会学研究編集委員会 ssw.editors*gmail.com(*を@に代えてください。)

戦争社会学研究会第1回研究大会のお知らせ

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戦争社会学研究会の第一回研究大会が以下の要領にて開催されます。
参加をご希望の方は事務局までお知らせください。
運営委員宛メールフォームはこちら。
(さらに…)

戦争社会学研究会の設立の呼びかけ

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 アジア・太平洋戦争(こう呼ばせていただきます)が終わって64年、戦争体験の風化が言われながら、他方でそれが記憶の中で甦り、継承され、また新たに構築されています。戦争に対してどのような態度をとるかは、日本国民のホットなトピックであるだけではなく、日本社会学においても、すでに少なからぬ方々が、戦争体験(戦争に関わる人間的事象)について、研究を蓄積されています。戦争体験は、事実(事実とは何かを含めて)に関わる諸問題を提起しているのみならず、「歴史・社会・人間」の研究に重くかつ深い諸問題を提起し、社会学を学ぶ者にそれらへの応答を迫っています。社会学徒は、戦争に対する責任に、歴史的理性と学術的研究をもってどのように応答すればいいのか。戦争と人間を研究する先輩たちの胸には、このような想いが去来したのではないでしょうか。 
 このような認識にたって、私たちはここに、戦争と人間の社会学的研究に関心を寄せる方々に戦争社会学研究会の設立を呼びかけたいと思います。私たちは、戦争と人間の社会学的研究に携わる全国の方々が一堂に会して議論を闘わせ、交流する場がないことを残念に思っています。そのような場(学会さえ)はどうしても必要だと思っています。しかも、私たちが研究会の設立を呼びかける理由は、それだけではありません。
(さらに…)