Monthly Archives: 2月 2017

第8回戦争社会学研究会大会プログラム

READ MORE

第8回戦争社会学研究会大会(2017年4月22日~24日 琉球大学)

*4/2 エクスカーションなどの詳細情報を追記いたしました。
*4/14 エクスカーション関連情報の追加・修正をいたしました。
*ポスターのPDFファイルはこちらです 戦争社会学研究会大会(2017)ポスター

4月22日(土)
■個人報告
司会: 西村明(東京大学)

・個人報告1 13:00~14:00
アウケマ・ジャスティン 上智大学大学院
「戦跡としての大学:慶應義塾大学を事例にして」

・個人報告2 14:15~15:15
中山郁 國學院大學
「東部ニューギニア地域における遺骨収集の展開と戦友会」

・個人報告3 15:30~16:30
渡邊勉 関西学院大学社会学部
「復員兵からみた戦後占領期の労働市場-SSM調査の職歴データの分析-」

■沖縄エクスカーションに関する事前情報提供 16:45~17:30
平良次子(南風原文化センター)
「南風原文化センターの取り組みと沖縄陸軍病院壕ーエクスカーションの事前学習を兼ねてー」
司会: 柳原伸洋(東京女子大学)
※なお、本講演はエクスカーションに参加されない方もぜひ聴講ください。

■総会 17:30~

■懇親会 18:00~

4月23日(日)
■個人報告
司会: 一ノ瀬俊也(埼玉大学)

・個人報告4 13:00~14:00
塚原 真梨佳 情報科学芸術大学院大学大学院
「全国戦没者追悼式を中心とした慰霊行事のテレビ中継の変遷-メディア・イベント化する慰霊の研究に向けて-」

■シンポジウム 14:15~17:00
「『野火』の戦争社会学」
・司会
山本昭宏(神戸市外国語大学)
・報告者
野上元(筑波大学)
福間良明(立命館大学)
成田龍一(日本女子大学)
・討論者
青木深(東京女子大学)
松下優一(法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズRA)

・趣意
『ビルマの竪琴』『ひめゆりの塔』『黒い雨』など、映画化された戦争文学は多い。
たとえば「ビルマの竪琴」と口にする場合、その言葉は、原作小説と映画作品を包括する物語内容とそこで描かれる「戦争の受け止め方」をともに含んでいる。戦後日本社会の戦争認識を考える際、こうした戦争に関する「古典」の存在を無視できない。
こうした問題意識のもと、本シンポジウムでは大岡昇平の『野火』(1951年)とその映画化作品(1959年、2015年)に焦点を絞る。戦争文学と映画を題材にした文学研究、映画研究、歴史学の研究はすでに数多く存在するが、その上で、「戦争社会学」は、どのように戦争文学・戦争映画と向き合うことができるのだろうか。本シンポジウムでは、あえて『野火』に対象を絞ることで、登壇者に、それぞれのアプローチを提示していただく。「戦争社会学」があり得るとしたら、それはどのように文学・映画に向き合うことができるのか、その方法を浮き彫りにし、共有したい。
報告者は以下の三名である。
『戦争体験の社会学』(2006年)で、戦争を書くとはどういうことなのか、を大岡昇平に注目して論じておられた野上元氏。
『反戦のメディア史』(2006年)や『「戦争体験」の戦後史』(2009年)をはじめとする著作で、戦争文学・映画・遺稿集などとそれらが発表された社会との関係を考察されてきた福間良明氏。
日本近現代史研究を牽引してこられ、『「戦後」はいかに語られるか』(2016年)や『戦争文学を読む』(1999年)で大岡昇平について分析された成田龍一氏。
討論者には、戦後日本文化における米軍基地の役割を歴史人類学的に問い直してこられた青木深氏と、沖縄文学に社会学的にアプローチしてこられた松下優一氏を迎える。

4月24日(月)
■エクスカーション
8:50 県民広場前(那覇市)集合
9:30 南風原文化センター
9:35 陸軍病院壕の解説ビデオを視聴
10:10 沖縄陸軍病院南風原号第20号見学
11:00 南風原文化センター内の展示を見学
11:40 昼食:南風原の琉球料理店を予定
13:30 那覇へ移動、「不屈館」訪問
15:00 県民広場前解散
→当日、17時台等の飛行機で帰られる方は、ゆいレールの県庁前、あるいはさらに那覇空港寄りの駅への移動を予定。

※移動はマイクロバスで行う予定です。
※昼食は各自の実費となります。また、入館料+バス代金を頭割りいたします。
※エクスカーション申し込み期間:4月5日(水)までに、戦争社会学研究会事務局宛( ssw.adm@gmail.com )にご連絡ください。

*会場
琉球大学(千原キャンパス)法文学部 新棟114教室

交通アクセス: http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/general/access/index.html
校内案内図: http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/campus_map.html

*大会参加費など
会員(専任・院生とも):2,000円(+年会費)
非会員(専任・院生とも):3,000円
年会費 有職者:5,000円、その他の方:2,500円
以上、頂戴します。
整理しますと、
会員有職者(専任教員およびこれに準じる者): 7,000円
会員その他の方(非常勤講師・大学院生・学部生およびこれに準じる者): 4,500円
非会員:3,000円
となります。

*聴覚障害等のある方で、情報保障の必要な方は、3月末日までに、下記の連絡先までお問い合わせください。(予算・人員の関係上、手話通訳等ではなくノートテイク等での対応とさせていただく可能性があります。また、できるだけ報告レジュメの電子ファイルでの事前提供に努めますが、報告者によっては事前提供や電子ファイルでの提供が難しい場合もあります。あらかじめご了承ください。)

*発表に際し、パワーポイントをご使用の場合は、ご自身のノートPCをご持参ください。

*場合によって多少の変更の可能性があります。

*事前登録不要・参加自由(エクスカーションを除く)。

*問い合わせ先 戦争社会学研究会事務局宛( ssw.adm@gmail.com )