彗星3

5月 18, 2005 under 読書

だれだって、自分のねこがどこにいるのか、たしかなことは知りません。
たしかなのは、ものすごく自分をすいていてくれるということを、態度でしめされることだけです。
ヤンソン『ムーミン谷の彗星』(下村隆一訳、講談社文庫)より。


それにしてもこの『彗星』は傑作だと思う。
内容にしろ自らの手による挿絵にしろ、作者の心の不安定さが、世界の終わりというテーマとともに表現されている。
まるでユング派の精神分析ノートででもあるかのようだ。
未読の方にはおススメ。

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