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空襲・戦災を記録する会全国連絡会議 第50回大会:オンライン開催のご案内

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空襲・戦災を記録する会全国連絡会議・第50回大会:オンライン開催のお知らせ

※8月29日(土)のプログラムに変更があります。ネット環境および健康上の問題により、8月29日(土)に2つ変更が出ております。

2020年の空襲・戦災を記録する会全国空襲連絡会議(第50回大会)はオンライン開催となり、以下のプログラムで開催いたします。ふるってご参加ください。なお、28日(金)と30日(日)は、Zoomによる開催で、事前登録が必要です。29日(土)は登録不要です。また、28日・30日のプログラムや発表順は今後変更・追加の可能性があります。

※注意事項:オンライン化に伴い、三日間を通じて、録音・録画し、それを公開することはご遠慮ください。取材・記事化に関しては最下部の問い合わせ先にお願いします。

8月28日(金)19:00~21:00
米軍資料の調査と活用に関する研究会(米軍資料研究会)
※Zoomによる開催→要・事前登録(30日と共通) https://forms.gle/CpC6VYk3MFW3JG236

<発表者とテーマ>
中山伊佐男:米軍資料に見る沼津空襲
笹本妙子:POW研究会と『捕虜収容所・抑留所事典』
山本竜也:1945年8月15日は『晴れて暑かった』のか ―観測記録と人々の記憶
工藤洋三:1944年8月11日の試験的焼夷空襲と蒜山空襲
田中まこと:戦災変電所に弾痕を残したP-51
新妻博子:台湾 嘉義を中心とする空襲について

司会・進行など:工藤洋三(本会事務局長)、竹中義顕(愛媛大学・学部生)

8月29日(土) 13:00~16:00
大会シンポジウム「21世紀の空襲の記憶・表現」(YoutubeLive・オンライン開催)
※YouTube利用(12:55開始/傍聴のみ/ご意見はコメント欄で頂戴します)

youtu.be/V1zHj6hphuk

趣旨文
21世紀に入って20年が経とうとしています。第二次世界大戦の空襲の体験については、毎年各都市の空襲の周年にあたる日の前後で「体験者の減少」と「継承の問題」が指摘されています。体験者の記憶・証言を継承する活動に地道に取り組みつつも、21世紀に入ってから新しい工夫や表現がみられるようになってきました。今回の大会シンポジウムでは、21世紀に入ってからの取り組みを中心に、この20年を振り返り、同時に今後20年についても考えてみたいと思っています。

13:00 趣旨説明
13:10 【キャンセル】吉田裕(東京大空襲・戦災資料センター館長):大会シンポジウムの開会に際して
→13:10 工藤洋三(本会事務局長):開会の挨拶および空襲・戦災を記録する会の50年と今後のあり方について
13:30 楢崎茂彌(多摩地域の戦時下資料研究会):地域の空襲体験者の証言を映像で残す取り組み
13:50 【キャンセル】渡邉英徳(東京大学大学院情報学環・学際情報学府):アーカイブ資料の“フロー”化による記憶の継承
→13:50
柳原伸洋(東京女子大学・アウクスブルク大学):庭田杏珠・渡邉英徳『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(光文社、2020年)のパブリックヒストリーとしての可能性

(休憩)

14:20 猪原千恵(岡山空襲展示室):空襲・戦争の博物館展示
14:40 片渕須直(アニメ映画監督):空襲とアニメーション
15:05 登壇者によるトークセッション:21世紀の空襲の記憶・表現
(※YoutubeLiveに寄せられた質問・コメントも拾います)

司会:柳原伸洋(東京女子大学、アウクスブルク大学)
プラットフォーム:YoutubeLive by 福島幸宏(東京大学情報学環・パブリックヒストリー研究会)
Webサポート:中山恵(東京女子大学・院)、櫻田美月(東京女子大学・学部生)
共催:パブリックヒストリー研究会、戦争社会学研究会

8月30日(日) 13:00~16:00
全国各地・個人の報告
※Zoomによる開催→要・事前登録(30日と共通) https://forms.gle/CpC6VYk3MFW3JG236

牛田守彦(東京・武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会):武蔵野市平和の日10周年とその後を見据えて
青柳雅哉(帯広):+αで戦争体験を語り継ぐ 帯広空襲を語る会の活動2013-2020
佐藤陽子(仙台):仙台・空襲研究会 年間報告ー爆撃中心点プレート設置を中心に
土居和江(静岡):静岡平和資料館をつくる会 この一年間の活動報告
小城智子(神戸):神戸空襲を記録する会の 取組みと課題
石橋星志(東京):東京大空襲戦災資料センターリニューアル
山本唯人(法政大・大原社会問題研究所):空襲体験を文字で伝える―東京大空襲・戦災資料センターの新展示「夜の体験」コーナーを中心に

■問い合わせ(メールは[at]を@に変換し、両方にお送りください):

本会事務局長:工藤洋三 ykudo[at]bronze.ocn.ne.jp
大会事務局:柳原伸洋 yanagihara0701[at]gmail.com

2020年度第1回・第2回オンライン例会(7月11日、7月25日)

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2020年度第1回・第2回オンライン例会(7月11日、7月25日)

■第1回例会
◇日時:2020年7月11日(土)13:00-16:00 *参加自由・無料
◇場所:Zoomを用いたオンライン開催

(プログラム)
13:00-13:10 開会・趣旨説明・注意事項説明
13:10-14:00 愛葉由依「「自分史の会」における原爆体験の再構築:愛知県での事例から」
14:00-14:50 長田航平「戦争の包摂的排除―統治と戦争の社会理論に向けて」
(10分休憩)
15:00-15:50 津田壮章「自衛隊出身政治家の消長―戦後政軍関係と隊友会」
15:50-16:00 閉会

■第2回例会
◇日時:2020年7月25日(土)10:00-12:00 *参加自由・無料
◇場所:Zoomを用いたオンライン開催

(プログラム)
10:00-10:10 開会・趣旨説明・注意事項説明
10:10-11:00 渡壁晃「平和宣言の計量テキスト分析―広島長崎両市の市長声明にみる『平和』の通時的変容」
11:00-11:50 渡邊勉「貧困におちいる戦災母子家庭の特徴―貧困層の形成(静岡)調査の分析」
11:50-12:00 閉会

<参加方法>
非会員の方は、戦争社会学研究会事務局までお問い合わせください。
ssw.plac@gmail.com

<注意事項>
・質疑応答時、質問のある方は基本的にチャットの挙手機能で意思を表示いただき、司会の指名を受けてからご発言ください。
・発言しない時はマイクをミュートにしていただきますよう、ご協力ください。
・その他、スムーズな進行にご協力いただきますよう、お願いいたします。

『戦争社会学研究』第5巻 投稿論文募集のお知らせ

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『戦争社会学研究』第5巻 投稿論文募集のお知らせ

会員の皆さまより2021年5月刊行予定の『戦争社会学研究』第5巻への投稿論文(査読付き)を募集いたします。

投稿期間は、2020年9月1日(火)~2020年10月15日(木)必着となります。
戦争社会学研究編集委員会(ssw.editors*gmail.com[*を@に代えてください])までメール添付にて送付してください。
投稿締切後1週間以内に受付確認メールを返信します。なお郵送は一切受け付けません。

詳細は、戦争社会学研究会HP上の「会誌 『戦争社会学研究』」並びに、以下のリンクをご参照ください。

募集要項『戦争社会学研究』第5巻

投稿規程『戦争社会学研究』

執筆要領『戦争社会学研究』

多数のご応募を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先:
戦争社会学研究編集委員会 ssw.editors*gmail.com(*を@に代えてください。)

戦争社会学研究会第11回大会の中止のお知らせ

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戦争社会学研究会会員各位

4月18日(土)19日(日)開催予定の戦争社会学研究会第11回大会につきまして、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、残念ながら中止とさせていただきます。

参加を予定していただいていた皆さまには誠にご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきたく存じます。
大会の開催時期を延期するか、あるいは例会等で個人報告の場を設けるかといった今後の対応策につきましては、状況が落ち着いた段階で検討したいと考えております。

また、今回の大会は役員改選のタイミングでもあり、総会にて新しい会長や役員のご承認をいただく予定でした。
この件につきましても運営委員会で対応を検討し、後日会員MLにてご連絡することにいたします。

今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

2020年3月9日

西村明
戦争社会学研究会会長

第11回戦争社会学研究会大会 個人報告者募集

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第11回戦争社会学研究会大会は、2020年4月18(土)・19日(日)に、
日本大学文理学部(東京都世田谷区桜上水3-25-40)にて開催を予定しております。
つきましては、会員のなかから個人報告者を募集いたします。

報告を希望される方は、2月16日(日)までに
事務局( ssw.adm@gmail.com )宛に、①お名前と②報告予定タイトルをお知らせください。

エントリーに際してましては、会員であること、今年度(2019年度)の会費を納めていることを条件とします。
新規入会者につきましては、年会費を振り込みのうえ、入会申込書もメール添付でご提出ください。
入会申込書は本HPの「-MENU-」→「入会案内」からダウンロード可能です。

報告者の決定にあたっては、運営委員会で選考させていただくこともございます。
その場合、報告の内容を問い合わせさせていただくこともございますので予めご了承下さい。

また、個人報告の日程につきましては、報告者を決定した後に詳しいタイムテーブルを決定いたしますので、何日目になるかは現時点では未定となっております。

多数のご応募をお待ちしております。

2019年度第2回例会『未来の戦死に向き合うためのノート』合評会

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井上義和著『未来の戦死に向き合うためのノート』(創元社、2019年)
(画像をクリックすると出版社のページへ移動します)

【評者】
蘭 信三 氏(上智大学)
中山 郁 氏(皇學館大学)
那波 泰輔 氏(一橋大学大学院)
【応答】
井上 義和 氏(帝京大学)
【司会】
浜井 和史 氏(帝京大学)

日時:2019年10月19日(土)14:00-17:00
場所:帝京大学 八王子キャンパス ソラティオスクエアS23教室
*参加自由・入場無料

(アクセス)
・京王線 高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅より
京王バス「帝京大学構内」行 終点「帝京大学構内」下車
・多摩モノレール 大塚・帝京大学駅より 徒歩約15分
https://www.teikyo-u.ac.jp/access/hachioji.html

(キャンパスマップ)
https://www.teikyo-u.ac.jp/university/campus/hachioji.html

問合せ先:戦争社会学研究会事務局
(戦争社会学研究会HP問合せフォームよりご連絡ください)
https://scholars-net.com/ssw/contact-us

【プログラム】
13:30 開場
14:00–14:10 開会・趣旨説明(司会)
14:10–14:40 那波泰輔氏コメント
14:40–15:10 中山郁氏コメント
15:10–15:40 蘭信三氏コメント
15:40–15:50 休憩
15:50–16:20 著者・井上義和氏リプライ
16:20–17:00 全体討論
17:00 閉会挨拶(西村明・戦争社会学研究会会長)

戦争社会学研究会2019年度第2回例会(関東)ポスター

 

2019年度第1回例会 院生報告セッション

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2019年度第1回例会 院生報告セッション

日時:8月11日(日)14:00-18:00
場所:立命館大学大阪茨木キャンパスB棟4階B413研究会室
アクセス
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/oic/
キャンパスマップ
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=229845&f=.pdf

報告者とテーマ:
大月功雄(立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程)
「戦争記録映画の誕生──日清・日露戦争期の戦争記録をめぐって」
小谷七生(神戸市外国語大学大学院博士後期課程)
「1972年の皇国少年──今井正の「国策映画」と『海軍特別年少兵』に関する一考察」
司会:佐藤彰宣(東亜大学)
 
 
*問い合わせ先 戦争社会学研究会事務局宛( ssw.adm@gmail.com )

『戦争社会学研究』第4巻 投稿論文募集のお知らせ

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『戦争社会学研究』第4巻 投稿論文募集のお知らせ

会員の皆さまより2020年5月刊行予定の『戦争社会学研究』第4巻への投稿論文(査読付き)を募集いたします。

投稿期間は、2019年9月1日(日)~2019年10月15日(火)必着となります。

詳細は、戦争社会学研究会HP上の「会誌 『戦争社会学研究』」並びに、以下のリンクをご参照ください。

募集要項『戦争社会学研究』第4巻

投稿規程『戦争社会学研究』

執筆要領『戦争社会学研究』

多数のご応募を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先:
戦争社会学研究編集委員会 ssw.editors*gmail.com(*を@に代えてください。)

第10回大会印象記

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戦争社会学研究会の第10回研究大会は、関西学院大学で開催されました。質疑応答も白熱し、大変実りある大会となりました。

4/20(土)大会一日目
浜井和史さんの司会で3名の個人報告がおこなわれました。ジャスティン・カエル・アウケマさんの報告では、松代大本営を対象に、モノや空間の歴史的価値の形成を明らかにしました。名嘉憲夫さんの報告では、日本の海外出兵と日本への外国軍の侵入を比較することで、国際関係のパターンに重要な視座を与えました。渡邊勉さんの報告では、1951年京浜工業地帯調査から引揚者の職業と引揚経験との関連から考察をおこないました。
西村明さんと蘭信三さんの司会でシンポジウム「軍事研究と大学とわたしたち」がおこなわれました。井ノ瀬久美恵さんの報告では、日本学術会議に着目し、戦後日本の「学術の軍事化」の過程を明らかにしました。喜多千草さんの報告では、なぜ軍事研究が増加していく社会にならなければならなかったのかという視点から、アメリカの軍産複合体について考察をおこないました。山本昭宏さんの報告では、原子力基本法の意義は、原子力研究開発を平和目的に限った点にあるという新しい視座を与えました。
以上の報告に対して、石原俊さん、伊藤公雄さん、荻野昌弘さんの3名のコメント報告がおこなわれました。石原俊さんは防衛省の安全保障技術研究推進制度を受けることが大学の自治と学問の自由にどう関係するのかを軸に論を展開しました。伊藤公雄さんは、平和主義が戦争への思慮をしなくさせることもあるとして、日本の1970年代の平和主義の再考を提起しました。荻野さんは科学技術の進歩が軍事や戦争をなくして可能かという問いから論じました。

4/21(日)大会二日目
亘明志さんの司会で3名の個人報告がおこなわれました。角田燎さんの報告は、特攻隊慰霊顕彰会が開かれた組織であるからこそ、慰霊顕彰という事業の「継承」が可能になったことを示した興味深い報告でした。塚原真梨佳さんの報告は、金剛会や戦艦大和会という2つの戦友会を通して、「戦艦」がどのように語られてきたのかを明らかにしました。中尾知代さんは、勝利の物語に収束されないためにはどうすればよいのかという視点から、アメリカ・フィリピン・日本の団体を対象に分析をおこないました。
西村明さんの司会で2名の個人報告がおこなわれました。木村真希子さんの報告では、インパール作戦中に日本軍の通訳を務めた女性であるシャレングラが人々のなかでどう語られたのかを示しました。四條知恵さんの報告では、長崎県立ろう学校を事例にろう者の原爆被害の記憶の形成過程を明らかにし、興味深い視点を提供しました。
福間良明さんの司会でテーマセッション「戦争社会学研究会――これまでの10年と今後のあり方」がおこなわれました。青木秀男さんの報告では、戦争社会学研究会の成り立ちと兵士の自己認識の形成を描きだしました。野上元さんの報告は、戦争社会学研究会の歴史と、戦争社会学研究会が為しえたことと未達成のことを提示しました。
以上の報告に対して、深谷直弘さんのコメント報告がおこなわれました。戦争をめぐる文化現象をテキスト分析や表象論だけではなく、政治・経済問題の視点から議論し、フィールワードによりその分析を深めていくことを提案しました。フロアも交えた応答がおこなわれ、有意義な議論が交わされ、延長を経て閉会となりました。

第10回戦争社会学研究会大会プログラム

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第10回戦争社会学研究会大会(2019年4月20日~21日 関西学院大学)

*ポスターのPDFファイルはこちらです 戦争社会学研究会大会2019関西学院大学ポスター

420日(土)

■個人報告
司会:浜井和史(帝京大学)

・個人報告1(10:30~11:10)
ジャスティン・カエル・アウケマ(京都女子大学)
「空間の価値と松代大本営跡」

・個人報告2(11:10~11:50)
名嘉憲夫(東洋英和女学院大学)
「歴史を通しての、“日本の海外出兵”と“日本への外国軍の侵入”の比較――中国や北朝鮮“脅威論”への疑問と歴史をふまえた議論の必要性の提案」

・個人報告3(11:50~12:30)
渡邊勉(関西学院大学)
「引揚者の戦後――1951年京浜工業地帯調査の2次分析」

==昼食休憩==
13:30~ 公開シンポジウム受付開始

■戦争社会学研究会第10回大会記念シンポジウム(14:00~17:30)
「軍事研究と大学とわたしたち」
報告:井野瀬久美恵(甲南大学)「軍事研究とわたしたち」
   喜多千草(関西大学)「米国での情報技術の発展と軍からの研究予算」
   山本昭宏(神戸市外国語大学)「「戦後民主主義」と「軍事」研究
                  ――1950年代初頭の原子力研究の開発体制をめぐる学術会議の議論を通して」
討論者:石原俊(明治学院大学)
    伊藤公雄(京都産業大学)
    荻野昌弘(関西学院大学)
司会:西村明(東京大学)
   蘭信三(上智大学)

・趣旨:
 戦争社会学研究会が設立されて10年となりました。この間の世界情勢の変化、日本国政府の軍事への積極的な姿勢、そして大学の変質化のなかで、軍事研究がじわじわと日本の大学のなかに食い込んできています。このような状況を受け、日本学術会議は2017年3月24日に「軍事的安全保障研究に関する声明」を出しました。戦争社会学を冠する本研究会にとってこの課題は避けて通れません。そこで、登壇者の皆さんとともに、この難問に愚直に向き合っていきたいと願っています。来場の皆様の積極的な参加を期待します。

■総会(17:40~)

■懇親会(18:30~20:30) 関学会館

421日(日)

■個人報告
司会:亘明志(京都女子大学)

・個人報告4(10:00~10:40)
角田燎(立命館大学大学院)
「特攻隊戦没者慰霊顕彰会の歴史――戦後派世代への継承と固有性の喪失」

・個人報告5(10:40~11:20)
塚原真梨佳(立命館大学大学院)
「戦友・遺族会と「戦艦」の記憶――金剛会と戦艦大和会への継続調査を通して」

・個人報告6(11:20~12:00)
中尾知代(岡山大学)
「アメリカの日本軍捕虜・抑留者団体における世代継承の現状」

==昼食休憩==

司会:一ノ瀬俊也(埼玉大学)
・個人報告7(13:00~13:40)
木村真希子(津田塾大学)
「シャレングラは日本兵と結婚したのか?――インド北東部ナガ丘陵におけるインパール作戦に関する語り」

・個人報告8(13 : 40 ~14:20)
四條知恵(長崎大学)
「ろう者の原爆の語り」

■セッション(14:40~17:10 )
「戦争社会学研究会――これまでの10年と今後のあり方」
・司会
福間良明(立命館大学)
・報告者
青木秀男(社会理論動態研究所 初代会長:2009年3月~2012年2月)
テーマ:「研究会設立の経緯とそこでの思いについて」(仮)
野上元(筑波大学 第三期・四期会長:2014年4月~2018年3月)
テーマ:「日本の戦争社会学の現状と課題」(仮)
・討論者
深谷直弘(福島大学)

・趣意
 戦争社会学研究会は、2009年4月に設立集会が開催されて以来、10年が経過した。その間、年次研究大会を毎年春に行ってきたほか、関東・関西での研究例会を実施し、2017年からは機関誌の刊行も行っている。こうしたなかで、本研究会は学界においてどのような寄与を成し得たのか、逆に、何ができなかったのか(課題なのか)を考えてみることには意義があるだろう。
 本セッションでは、二名の会長経験者に、研究会をリードしてきた立場から、これらの点について論じてもらう。合わせて、若手研究者に、これまでの研究会について思うことや、今後の研究会に望むことについて、コメントしてもらうことで、これからの研究会のあり方を参加者とともに議論していきたい。

*会場
関西学院大学 上ケ原キャンパス 社会学部棟2F 社201教室
キャンパスマップ(社会学部は⓴): https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_001086.html
交通アクセス: https://www.kwansei.ac.jp/pr/pr_000374.html

*大会参加費など
会員(専任・院生とも):2,000円(+年会費)
非会員(専任・院生とも):3,000円
年会費 有職者:5,000円、その他の方:2,500円
以上、頂戴します。
整理しますと、
会員有職者(専任教員およびこれに準じる者): 7,000円
会員その他の方(非常勤講師・大学院生・学部生およびこれに準じる者): 4,500円
非会員:3,000円
となります。

シンポジウム「軍事研究と大学とわたしたち」は一般公開で、参加費無料です。事前申込も不要です。

昼食については土日のため周囲に開いている食堂がございませんが、土曜日は大学生協の食堂が営業しております。日曜日は営業しておりませんのでお弁当持参でお願いいたします。

*聴覚障害等のある方で、情報保障の必要な方は、3月末日までに、下記の連絡先までお問い合わせください。(予算・人員の関係上、手話通訳等ではなくノートテイク等での対応とさせていただく可能性があります。また、できるだけ報告レジュメの電子ファイルでの事前提供に努めますが、報告者によっては事前提供や電子ファイルでの提供が難しい場合もあります。あらかじめご了承ください。)

*発表に際し、パワーポイントをご使用の場合は、ご自身のノートPCをご持参ください。

*事前登録不要・参加自由。

*後援 関西学院大学

*問い合わせ先 戦争社会学研究会事務局宛( ssw.adm@gmail.com )