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6月 21, 2012 under 時事・社会

戦時 性被害に焦点 那覇市歴博、県内初の「慰安婦」展2012年6月16日

 戦時中、日本軍の配備に伴って設置された慰安所の実態を明らかにし「慰安婦」にされた女性の被害に焦点を当てる「沖縄戦と日本軍『慰安婦』」展(同展実行委員会主催、那覇市共催)が15日、パレットくもじ4階の那覇市歴史博物館で始まった。27日まで。「慰安婦」をテーマにした展示会は県内で初めて。県内に130カ所以上あった慰安所のマップと付近住民の証言などを展示している。
 慰安所マップや展示パネル24枚は日本軍関係資料、慰安所周辺にいた住民への聞き取り、市町村史などを基に作製した。伊江島に駐屯した「要塞建築勤務第六中隊」の1944年6月4日付の陣中日誌には、「中隊ハ明五日所命ノ家屋ニ仮慰安所設備ヲ急造セントス」と軍が人員を投入して慰安所をつくった様子が記されている。
 元慰安婦の証言をまとめたパネルは「1日10、20人も兵隊の相手をさせられた。性病にかかった人、廃人のようになった人もいた」とつづっている。「慰安婦」として連行され戦時中、渡嘉敷島にいたペ・ポンギさんの茶碗、洋服など遺品も展示。戦後、米兵から暴行された女性たちの声も約300人分張り出し、現在でも続く性被害の現状を明らかにしている。
 見学した吉川嘉勝さん(73)=渡嘉敷村=は「日本軍の負の側面も含めてきちんと事実を伝えることが大事だ」と語っていた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-192661-storytopic-145.html

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