予約注文しておいた本が届いた。
Robert N. Bellah, Religion in Human Evolution: From the Paleolithic to the Axial Age, Harvard University Press, 2011.
『人類進化における宗教』というものだ。
カバーはピラミッドとかあって、なんか『よげんの書』みたい。
This is a large book about a large subject.という書き出しで始まっている。
こんなにも大部の書をものする筆者の体力にまずは敬意を表したい。
ベラーはいったい今いくつなのか?
内容は、部族宗教から枢軸時代・・・ヤスパースが軸の時代と呼んだBC500年代頃の宗教までを扱っているようだ。
続編もあるのだろうか?
それにしても円高だからか、異常に安い。
読み始めてみたら、叙述が落ち着いていてイイカンジだ。
これは院生向けの宗教学や宗教社会学の入門書にはとてもいいかも。