続巻

4月 23, 2011 under 読書

もう2年も経ってんぢゃねえかっ!

富樫~仕事しろ~~。

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懺悔

4月 16, 2011 under 時事・社会

原発推進学者が次々懺悔 「国民に深く陳謝する」
J-CASTニュース 4月16日(土)13時22分配信

 東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。

 「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」との謝罪を前面に掲げた提言の内容は政府や東電の発表よりも今回の事故を深刻に受け止めており、緊迫感が伝わってくる。

■大量の放射能を閉じ込めるのは極めて困難、と認める

   「私たちは事故の推移を固唾を飲んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、事故を終息させる見通しが得られていない」「膨大な放射性物質は圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている」 「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」

 提言は、水素爆発などで格納容器が破壊され、放射性物質が長期にわたり国土を汚染する可能性を指摘している。日本を代表する学者たちが、チェルノブイリ原発事故級の最悪の事態を想定していることがわかる。

 16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たちだけに、発言には重みがある。

 特に気になるのは、「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも受け取れる発言だ。

 2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」と心境を明かした。

 田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や会見が、事故の深刻さを物語っている。

■原子力安全委員会では、歴代OB、現役首脳も自己批判

 提言は、最後に事態打開策について「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」と指摘する。

 提言に加わっていない原子力安全委員会前委員長の鈴木篤之氏(日本原子力研究開発機構理事長)も4月6日、衆議院経済産業委員会に招致され、「国民にたいへん申し訳ない。私にとって痛恨の極みだ。この事故を反省し、よく考えていかないといけない」などと反省の弁を述べている。

 原子力安全委員会では、歴代OBに限らず、現役首脳も自己批判に追い込まれている。斑目春樹委員長は、やはり6日の衆議院経済産業委員会で、「今回の事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないよう指導していきたい」などと弁明に懸命だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000003-jct-soci

司法も懺悔すべき。

福島 「原発震災」 は予言されていた

弁護士 只野 靖
浜岡原発運転差止裁判弁護団 2011.4.7 

  地震から約1ヶ月が経過しようとしているが、福島 「原発震災」 が収束しない。原発のすさまじい崩壊熱は、未だに不安定要因だ。注水しなければ燃料が加熱してしまう。しかし、注水をすればするほど、放射能を含んだ水がそれだけ多く土壌や海を汚染する。これはまさに、現代のシジフォスの神話である。3号機ではプルサーマルを行っていたことが災いし、とうとうプルトニウムまで放出されてしまった。

  テレビでは、コメンテーターが 「この危機を乗り越えることができたら、日本の技術やリスク管理のすばらしさを、世界に知らしめるだろう。」 と連呼している。

  あえて言おう。バカめ。

  現在、福島原発で行われていることは、科学技術やリスク管理の水準の高さとは全く無縁の、強烈な被曝を伴う奴隷労働だ。コンクリートからの水漏れをふさぐ方法は、昔ながらの土木工事だ。これが、私たちが到達した 「科学技術」 の限界なのだ。

  この後に及んで、まだ原発を擁護するのであれば、まずは、福島第一での被曝作業に従事してから、言ってもらいたい。

  「原発にとって大地震が恐ろしいのは、強烈な地震動により個別的な損傷もさることながら、平常時の事故と違って、無数の故障の可能性のいくつもが同時多発することだろう。特に、ある事故とそのバックアップ機能の事故の同時発生、たとえば外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない。」 「(核暴走を)そこは切り抜けても、冷却水が失われる多くの可能性があり(事故の実績は多い)炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される」

  これは、すでに、多くのメディアが報じている、石橋克彦・神戸大学名誉教授 「原発震災──破滅を避けるために」 (科学1997年10月号)の一説である。石橋教授は、今日の破局的事態を、正確に予言していた。岩波書店は、この論文を含む原発関係の論考を無料公開しているので、是非一読していただきたい。

  私たちは、石橋教授の指摘を受けて、中部電力の浜岡原発が想定東海地震に耐えられず、大事故を起こす危険性があると訴えて、 2002年に、静岡地裁に運転差止の裁判を提起した。石橋教授は、裁判での証言まで引き受けていただいた。

  しかし、2007年10月、静岡地裁判決は、以下のように述べて、原告側敗訴の判決をした。

  「(地震について)確かに、我々が知り得る歴史上の事象は限られており、安政東海地震又は宝永東海地震の歴史上の南海トラフ沿いのプレート境界型地震の中で最大の地震でない可能性を全く否定することまではできない」 「しかし、このような抽象的な可能性の域を出ない巨大地震を国の施策上むやみに考慮することは避けなければならない」 (判決114頁)
  「(地震時には安全システムも同時に故障するという原告の主張について)しかしながら、全体として本件原子炉施設の安全性が確保されるのであれば、安全評価審査指針が定めるように、安全設計審査指針に基づいて別途設計上の考慮がされることを前提に、内部事象としての異常事態について単一故障の仮定による安全評価をするという方法をとることも、それ自体として不合理ではない。そして、原子炉施設においては、安全評価審査指針に基づく安全評価とは別に耐震設計審査指針等の基準を満たすことが要請され、 その基準を満たしていれば安全上重要な施設が同時に複数故障するということはおよそ考えられないのであるから、安全評価の過程においてまで地震発生を共通原因とした故障の仮定をする必要は認められず、内部事象としての異常事態について単一故障の仮定をすれば十分であると認められる。したがって、原告らが主張するようなシュラウドの分離、複数の再循環配管破断の同時発生、複数の主蒸気管の同時破断、 停電時非常用ディーゼル発電機の2 台同時起動失敗等の複数同時故障を想定する必要はない。」 (原判決106頁)

  また、あえて言おう。バカめ。

  この判決をした、宮岡章、男澤聡子、戸室壮太郎の各裁判官は、裁判官を今すぐ辞めて、福島第一での被曝作業に従事してもらいたい。

  石橋教授が指摘していたことは、残念ながら、福島原発において、現実のものとなってしまったが、地震国日本では安全な場所はない。何時どこの原発でも、福島原発と同じ事故を起こす可能性がある。
  とりわけ、浜岡原発は、想定東海地震の震源断層の直上に位置しており、震源深さは約15キロと非常に浅く、世界一危険な原発である。また、その構造も、福島原発と同じで、福島原発の事故を踏まえた対策は、未だ取られていない。

  「地震は止められない。でも、原発は止められる。止めなければならない。」
http://www.news-pj.net/genpatsu/2011/0407-tadano.html

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牽引

4月 16, 2011 under 時事・社会

つうか、遊んでる場合かっ?!
こんな奴が震災対策室の副責任者でいいのかっ?!!

ボートをミニバイク牽引疑いで捜査 民主党長島議員、道交法細則違反か
2011.4.16 02:00
 民主党の長島一由衆院議員(神奈川4区)が震災後の公務の合間、趣味のボートを海に浮かべるため、ミニバイクで牽引(けんいん)した問題で、神奈川県警が道路交通法の施行細則違反の疑いで捜査していることが15日、捜査関係者の話で分かった。ボートを運ぶトレーラーを、脆弱(ぜいじゃく)なロープ状のもので牽引したことが同細則に抵触する恐れがあり、近く処分の可否を判断する。

 関係者や地元住民によると、長島氏は4月2日と4日、同県逗子市の自宅から葉山町の海岸までの約600メートルを、排気量50cc以下のミニバイクを使って、船外機付きの2人乗りボートを牽引した。

 県公安委員会が定める道交法施行細則では、牽引するための装置のない車両での牽引や、交通量の多い道路での牽引を禁じている。違反者には2万円以下の罰金か、反則金3千円(違反点数1点)が科される。

 住民らが撮影した写真や証言によると、長島氏は牽引装置のないミニバイクの後部にロープ状のものでボートトレーラーをくくりつけて牽引。これが同細則に抵触する恐れがある。また、長島氏が牽引した道路は路線バスの走る県道で、普段は交通量も多いことから、牽引時の混雑状況などを慎重に調べている。

 長島氏は牽引について、産経新聞の取材に「ミニバイクでリヤカーを牽引することは認められている」「(同細則に)抵触はしていない」などと回答。自らのブログにも同様の記載をした。こうした国会議員としての発言が、専用装置のない車両での牽引の横行を招く恐れがあるほか、ボートトレーラーの製造メーカーからもクレームが出ていたことから、事態の収拾に向け捜査に乗り出したとみられる。

 長島氏は震災で党の福島県対策室の副責任者を務めているが、海岸で修理のためのボートいじりをしているのを住民に見つかり、「緊急時になぜ」などと批判を浴びていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110416/crm11041602000001-n1.htm

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評価

4月 14, 2011 under 時事・社会

昨日政府が原子炉事故の評価をレベル7に修正したが、これはこれで問題もあるらしい。
ひとつは財政的な意図。
「未曾有の」とか「想定を超える」とかの言葉が、あたかも免罪符のように使われているのを耳にすることがよくあるであろう。
その一種であるとするものだ。

ロシア レベル7の判断疑問視
4月14日 4時32分
福島第一原子力発電所の事故が旧ソビエトで起きたチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」と評価されたことについて、ロシアの原子力公社のトップは日本政府の判断を疑問視する考えを示しました。

ロシアの原子力公社「ロスアトム」のキリエンコ総裁は、13日、訪問先の中国で記者団に対し、「福島第一原発の状況は思ったほどには悪化しておらず、われわれの評価ではレベル6にも達しない」と述べ、原子力開発史上、最悪の惨事となったチェルノブイリ原発の事故と同じレベルと評価した日本政府の判断を疑問視する考えを示しました。そのうえで、キリエンコ総裁は日本が厳しい評価を決めた理由について、「原子力とは別の財政上の問題があるのではないかという疑いも残る」と述べ、事故のレベルを引き上げることで、事故に伴う巨額の保険金などの支払いを免れようとする意図があるのではないかという見方を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/k10015300461000.html

もうひとつは、そもそもこの評価基準自体に問題があるという、専門家たちの議論である。

再送:福島原発事故「レベル7」、専門家は評価制度に異論
ロイター 4月13日(水)15時21分配信
 [ニューヨーク 12日 ロイター] 東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所の事故の深刻さを示す国際評価が引き上げられたことを受け、海外の専門家からは疑問や評価制度自体の見直しを求める声が出ている。

【写真】「レベル7」の現場

 日本の原子力安全・保安院と原子力安全委員会は12日、福島第1原発事故の「国際原子力事象評価尺度(INES)」を放射性物質の放出量を踏まえて「レベル5」から2段階引き上げ最悪の「レベル7」にしたと発表した。これまでに「レベル7」に判定されたのは1986年に起きたチェルノブイリ原発事故のみ。福島第1原発事故が、欧州に大量の放射性物質をまき散らし、周辺に数十人の死者を出し、その後多数のがん患者を出したチェルノブイリ事故と同じくらい深刻と判定されたことになる。

 しかし、異論も出ている。

 南カリフォルニア大学のNajmedin Meshkati教授(土木環境工学)は「福島の事故はチェルノブイリほど深刻ではない。福島がレベル7なら、評価尺度を見直しレベル8か9まで作る必要がある」と言う。

 INESは、チェルノブイリ事故を受け、原発事故の深刻さを一般に示すために国際原子力機関(IAEA)などによって1989年に策定された。地震の規模を示すマグニチュードと同様、事故の深刻さが高くなるほど数字が上がり、最高がレベル7「深刻な事故」となっている。

 米カーネギー国際平和財団のアソシエート、ジェームズ・アクトン氏は、福島とチェルノブイリの比較上の不一致は「『7』が広範な罪をカバーする」という事実からきていると指摘する。

 福島とチェルノブイリがレベル7とされたのは、事故の深刻さが同程度という理由ではなく、放射性物質の放出量が規定値に達したためだとしている。 

 <混乱を招く評価付け> 

 事故の本当の深刻さをめぐる混乱は、評価する当局が定まっていないことにも関係する。評価は、原発を運営する企業、政府の所管機関あるいは科学研究機関など、当該国によって異なる。

 カリフォルニア大学のケネス・バリッシュ教授(物理学)は「明らかに(福島の事故)はチェルノブイリほど深刻でない」と主張。

 「放射性物質の放出量がチェルノブイリと同程度としても、事故の内容や対応の違いから人体への影響は福島の方がはるかに小さい」との認識を示した。

 しかし福島は、3基の原子炉および使用済み燃料棒プールが関係する事故。地震発生から1週間以内に水素爆発も起きている。チェルノブイリは原子炉1基の事故だった。

 原子力業界で長い経験を持つフェアウィンズ・アソシエーツのチーフエンジニア、アーニー・ガンダーセン氏は、3基の原子炉と燃料棒プールが冷却機能を失うという事態は明らかにレベル7に相当すると指摘した。 

 <政府・東電は説明不足> 

 今回の評価引き上げについて、専門家からは、日本政府は国民や近隣諸国がそういう事態も想定できるような措置を取ることができたはずだ、との声も出ている。

 IHSエナジー・アジア・パシフィックのアナリスト、トマス・グリーダー氏は「日本政府と東電は、危機が発生した時に原子炉の燃料棒プールの状況をほとんど把握できていないことを強調できたはず」と指摘する。

 政府と東電は、当初の評価はその時点で入手している極めて限定的なる情報に基づいたものであり、放射性物質の放出量のデータを収集するには時間を要し、評価はより深刻な方向に修正する可能性もあると説明できた、という。

 専門家は、福島第1原発の問題はまだ完全に制御できておらず、水素爆発など事態がさらに深刻化する可能性があると警告している。

(Scott DiSavino/Eileen O’Grady記者;翻訳 武藤邦子;編集 吉瀬邦彦)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000931-reu-int

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仏語

4月 13, 2011 under TV

今回の大震災。
一ヶ月経った現在でも、未だ被害の全容はつかめていない。
一万人以上いる行方不明者はもはや絶望的なのだろう。
避難生活を余儀なくされている方々の苦労を本当に理解するのはおそらく難しいだろう。

NHKの番組に「リエゾン被災人」というのがある。
地方の大学などの東京出張所などにもリエゾン・オフィスなどという名称が使われ、オレが研究している占領期の沖縄や日本のGHQや米軍文書にもリエゾン・オフィス等という言葉が出てくる。
しかし、この言葉はどれだけ一般的なのだろうか?
どれだけの日本人が、直感的に理解できる言葉なのだろう?

NHKの当該サイトにも「リエゾンとはフランス語で「つなぐ」という意味。被災者の方々を支援し、ともに歩みます」などと記されている。

どうしてこんなところへフランス語を使う必然性があるのだろう?

震災×未来=?PROJECT」などというコーナーもある。

避難所にいる方々のどのくらいの割合が、説明もなく、アルファベットで記されたPROJECTを理解できるのだろう?

日本語を使わず、うわべだけは格好よく見える(と思っているのか?)フランス語や英語を使うことには、一人よがりな発想を感じる。

NHKはたとえどんなにいい番組を作ろうとも、これでは片手落ちである。

いや、差別的でさえあるかもしれない。

何故なら、製作者たちは、実は自分たちの意味世界から、これらの言葉を直感的に理解しない人々を締め出してしまっているからだ。

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目線

4月 13, 2011 under 時事・社会

司法はどちらの側に立っているのか?
誰しもそう思うであろう。

裁判は被害者目線に立つことはないのか?

不当に殺された被害者は声を上げることはできない。
加害者には弁護士がつき、一人殺したぐらいでは死刑にはならないというのが現状の日本だ。これはあまりにも不公平だし、司法への信頼感も、揺らいでしまう。

司法は、声をあげることのできない被害者側の立場で判決を下すべきだ。

今回の下山保男裁判長による判決は理解に苦しむ。

正当防衛による殺人ならともかく、こうした被害者に全く落ち度のない犯罪には情状酌量の余地などない。
加害者の人格や人権の問題ではなく、罪は罪として、その行為自体だけを裁くべきだと思う。

遺族「なぜ加害者目線で裁くのか、悔しい」
日本テレビ系(NNN) 4月12日(火)22時12分配信

 07年に名古屋市の路上で磯谷利恵さん(当時31)がインターネットの闇サイトを通じて集まった男3人に殺害された事件の控訴審判決で、名古屋高裁は12日、堀慶末被告(35)と川岸健治被告(44)に無期懲役を言い渡した。遺族は「どうして裁判は加害者の目線で裁いていくのか。私は悔しくてたまりません」などと話した。

 一審では神田司死刑囚(40)と堀被告に死刑、自首した川岸被告には無期懲役が言い渡されていたが、名古屋高裁は12日、「死刑に処した原判決は重すぎて不当」として堀被告の死刑判決を破棄した。川岸被告の減刑は認めず、控訴棄却した。

 判決を受け、遺族は検察に上告を求めていくという。

 磯谷さんの母親・富美子さん(59)は「どうして裁判は加害者の目線で裁いていくのか。私は悔しくてたまりません。それだけです。利恵ちゃん、ごめんなさい。お母さん、何もやってあげられなかった」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110412-00000105-nnn-soci

名古屋・闇サイト殺人事件

-経緯-
平成19年8月24日午後3時頃、名古屋市緑区のレンタルビデオ店駐車場に、新聞販売店勤務の神田司(当時36歳)と無職の川岸健治(当時40歳)、無職の堀慶末(よしとも/当時32歳)の3人が集合した。この3人は、携帯の闇サイト「闇の職業安定所」で知り合った仲間で、互いに偽名を名乗っていた。

駐車場に集まると、神田が若い女性を拉致して強盗をしようと提案。2人は賛同し、早速車に乗り込み物色を始めた。名古屋市内を走り回り、数人の女性を追尾したが機会が無く断念。午後10時過ぎ、同市千種区の路上で、帰宅途中の会社員・磯谷利恵さん(当時31歳)を見かけると、3人は道を尋ねる振りをして、車に無理やり押し込み手錠をはめた。

3人は、恐怖に慄く磯谷さんから現金約6万円とキャッシュカードなどを奪った。更に、日付が変わる25日午前0時頃、愛西市の駐車場で、「殺さないで」と哀願する磯谷さんに非情にも粘着テープを頭部に巻き、ビニール袋をかぶせてハンマーで滅多打ちして殺害。遺体を岐阜県瑞穂市の山中に埋めて逃走した。

犯行後、3人は奪ったキャッシュカードで現金を引き出そうとしたが、磯谷さんから聞き出した暗証番号が虚偽だったため失敗。すると、3人は、次も女性を拉致して金を奪おうと協議して別れた。同日午後1時頃、川岸が「このままでは死刑になる」と恐れて警察に通報し犯行が発覚。同日午後7時頃、愛知県警が磯谷さんの遺体を発見。川岸の供述から神田、堀を逮捕した。

-死刑と無期-
名古屋地裁の公判では、互いに責任のなすり合いをしていたが、平成21年1月20日検察側は3人に死刑を求刑。同年3月18日の判決で、神田と堀に死刑判決。「死刑になりたくない」との理由から、警察に出頭した川岸に対しては自首と認定し無期懲役の判決を下した。3人は、いずれも控訴したが、同年4月13日に神田は控訴を取下げて死刑が確定。また、検察側も川岸の無期懲役は不服だとして控訴した。

この事件は、現在のIT社会の暗い部分をクローズアップした。日頃、インターネットや携帯電話などIT機器の恩恵で便利な社会になった一方、互いに素性も知らない者同志がその時の勢いで安易に犯罪を犯してしまう構図が生まれた。

この事件の場合、携帯サイトの「闇の職業安定所」というサイトに、まず川岸が犯罪仲間を募集。それに応えて堀、神田らが加わった。そして、互いに虚勢を張りながら、なんら落ち度の無い女性を殺害してしまった。ほとんど反省の態度がみられない被告等に対して遺族はもとより社会でも怒りが高まった。
http://ifs.nog.cc/gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage648.htm

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高裁

4月 12, 2011 under 時事・社会

いわゆる闇サイト事件。

震災関連の報道に埋もれてしまっているが、2審が今日名古屋高裁であった。
結果は一審での死刑判決を無期懲役に減刑するものだった。

その理由。

「何の落ち度もない被害者が命を奪われた結果は重大だが、被害者が1人で、極刑がやむをえないほど悪質とは言えない」

「被害者が一人で」などという、4人殺さなければ死刑にならないという例の永山基準に逆戻りしている感がある。

この判決を言い渡した裁判長は下山保男裁判長である。

遺族の無念はいかばかりであろうか。

闇サイト事件 2審は無期懲役
4月12日 17時43分
携帯電話の闇サイトで知り合った男3人が名古屋市で女性を連れ去り殺害した事件で、名古屋高等裁判所は、1審で死刑と無期懲役の判決を受けた2人の被告に、「被害者が1人で極刑がやむをえないとまでは言えない」として、いずれも無期懲役を言い渡しました。

この事件は、4年前、名古屋市千種区の路上で、派遣社員の磯谷利恵さん(当時31歳)が帰宅途中に車で連れ去られ、現金を奪われたうえ、頭を殴られるなどして殺害されたもので、犯罪仲間を募る携帯電話の闇サイトを通じて知り合った3人の男が強盗殺人などの罪に問われました。3人のうち、1審で死刑判決を受けた神田司死刑囚(40)は判決が確定しましたが、同じく死刑判決を受けた堀慶末被告(35)と無期懲役の川岸健治被告(44)は「刑が重すぎる」と控訴していました。12日の判決で、名古屋高等裁判所の下山保男裁判長は、堀被告について、「事件で最も重要な役割を担った神田死刑囚と同等にみることはできない。何の落ち度もない被害者が命を奪われた結果は重大だが、被害者が1人で、極刑がやむをえないほど悪質とは言えない」と述べて、1審の死刑を取り消し無期懲役を言い渡しました。また、川岸被告については、自首したことなどを考慮して、1審に続いて無期懲役を言い渡しました。判決の言い渡しのあと、殺害された磯谷利恵さんの母親の富美子さんは、1分間以上にわたって傍聴席から立ち上がることができませんでした。そのあと、裁判所の職員に促され退廷しました。富美子さんは報道陣に対し、「裁判はやはり、被害者の目線では見てくれません。殺されたほうの目線から見てほしい。あの手この手のいろいろなやり方で、命を奪われていく被害者の目線で裁いてほしい。どうして加害者の目線で裁いていくのか。私は悔しくてたまりません。利恵ちゃん、ごめんなさい。何もやってあげられなかった」と話し、泣き崩れました。一方、堀被告の弁護士は「結論において、われわれの主張を理解してもらったと受け止めている。堀被告は生涯をかけて罪の重さに苦しみ抜くことを償いと考えており、判決は、その機会を与えてくれたものと捉えている」と話しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110412/t10015264631000.html

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円状

4月 12, 2011 under 時事・社会

福島第一原発の事故はチェルノブイリと同程度のレベル7であると日本政府も事故評価を改めた。

以前も書いたが放射性物質の拡散は決して同心円状には広がらない。
気象条件、地形などによってまだら状に広がるのだ。
非難準備区域とか自主退避区域とか20キロ圏内とか30キロ圏内とか、対策の基準に、いつまで無意味な同心円を使い続けるつもりなのだろう。
現政権の初動の遅れが指摘されているが、あの同心円も「念のため、安全すぎる」という基準で決めたなどと会見していただが、そもそも誤った基準なのだから話にならない。

首都圏の天気予報では必ず茨城県の風向きがクローズアップして示されるが、そろそろ花粉飛散予想と同じように放射性物質飛散予想を毎日放映すべきだ。

それにしても最悪な政権の時に最悪な災害、事故が起きたものだ。
人災の根は一刻も早く絶たなければいけない。

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