小川原正道『近代日本の戦争と宗教』講談社、2010年。

8月 30, 2010 under 読書

不覚にも出版を知らずにいたので注文した。
バック・カヴァーによると著者はまだ若い人のようだ。
まずはお手並み拝見といったところ。

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The Oxford Handbook of Genocide Studies

8月 30, 2010 under 調査・研究

先日入手した。
オレのやっている研究と大いに関係の深い分野だが、ジェノサイド・スタディーズとして確立されつつある。
読み始めると止まらなくなるくらい(オレにとっては)面白い。

電話帳みたいに厚いし、まだハードカヴァー版しか出ていないので学生には買えとはいえないが、後期はこれを外書講読で扱おうと思う。

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あわせて読もう

8月 30, 2010 under 読書

ドーキンスの宗教批判のベストセラーとその批判本。
イーグルトンは著名なマルクス主義の論客で、科学的無神論をマルクス主義が批判するというのも興味深い。

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もはやバラマキですらない

8月 30, 2010 under 時事・社会

民主党現政権の子ども手当。
忘れてはならないのは子ども手当の財源として、扶養控除の廃止があることだ。
これ自体、子どもがいない世帯にとっては負担増であり、そもそもあまりにも不公平なので反対なのだが。
子どもがいない人からは金を取る、つうのはどういうことか?
さらに、当初の額の半額しか支給されないことにより、実質的には子どものいる世帯にとっても負担増となってしまうバカ政策だ。
ここまでくると詐欺としかいいようがない。
年収800万以下の世帯にとっては負担増、だなんて、国民というよりも、前の衆議院選挙で民主党に投票した多くの人たちすら裏切っているのだと思う。
もちろんオレは民主支持者ではないが。
ことは税金という、国の基盤に関わることだ。
満額支給をするのでなければ扶養控除は廃止すべきではないだろう。
国民の納得は得られない。
グダグダにして、議論の中に埋もれさせて、なんとなくごまかすことができるだけだ。
これは議論の余地なく実施すべきで、できない場合は解散すべきだ。
ともかくもマニフェストをグダグダにして責任すらとらない菅よりも、言ったことは実現すべきという小沢の方が筋は通っている。

<子ども手当>据え置きなら「一部世帯、負担増」
8月27日22時10分配信 毎日新聞
 民主党子ども・男女共同参画調査会は27日、年少扶養控除廃止による増税などを踏まえ、子ども手当の実質手取り額の試算をまとめた。子ども手当を現行の月額1万3000円で据え置いた場合、夫婦2人と3歳未満の子ども1人の世帯では、年収800万円以下の世帯が実質負担増となることが分かった。
 調査は夫婦2人と子ども1人の世帯を想定。「実質手取り額」は、子ども手当から所得税と住民税の年少扶養控除廃止による増税分と児童手当がなくなったことによる減収を差し引いて算出した。
 子どもが3歳未満の場合、年収300万円世帯で月額1000円の負担増となるほか、500万円世帯(月額2000円の負担増)▽800万円世帯(同6000円)▽1500万円世帯(同1000円未満)。児童手当(月額1万円)がなくなったため、年収800万円以下の世帯で影響が大きい。
 調査会は負担増の世帯をなくすため、子ども手当を月額6000円引き上げる必要があり、財源を1.2兆円と試算した。民主党は昨年衆院選のマニフェストで「高所得者に有利な控除から、中・低所得者に有利な手当などへ切り替える」とし、政府は子ども手当創設に併せて年少扶養控除の廃止を決定。所得税では11年1月、住民税は12年4月に実施される。【鈴木直】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100827-00000117-mai-pol

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拡張ラテン文字とは何か。

8月 27, 2010 under 何か

ども。
ここ数日、某学会のWEBサイト上で稼働させるデータベースをいぢくっている。
テキストベースのデータをperl言語のCGIでhtmlファイルに出力するものであるが、拡張ラテン文字の表記について勉強していた。
いわゆるウムラウト付文字やアクセント記号付きの文字、それにギリシア文字などである。
これらはWindows上のアプリケーションや、テキストでもunicodeの場合には問題はあまりないのだが、日本語のようにJIS-codeを使用するテキストデータの場合には通常は表記できない。
二つのコードを混在させることができないからだ。
そこでアクセント分解して表記する、ということも代替案として提案されている。
アクセント付き文字の変換表 0.11
つまり、当該文字を亀甲カッコでくくり、
Üを[U:]
のように表示させるのである。
この種類のカッコを使い、表意に規則性を持たせることによって、環境を変えて表記可能になった場合には一括して本来の表記に戻せるように配慮されている。
が、これではなんとも見栄えが悪い。
解決法はないかと色々と検索していたところ、拡張ラテン文字の呼び出し法が見つかった。
文字実体参照というものである。
これは便利である。
こんなのも、
Ç
こんなのも、
Í
こんなのも、
Æ
こんなのも、
ñ
こんなのだって、
æ
できちゃう。
こんなのも、
¿
こんなのも、
¢
こんなのだって、
ø
できちゃう。
この情報は中央大学のWEBサイト上にあげられている。
関心をお持ちの方はご参照ください。
日本語のWebページで、ウムラウト付きの文字を表示させる方法

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『LOST』へのいざない

8月 17, 2010 under 日記

ちょうど2年前の夏だったか、『LOST』にはまり、シーズン1~4まで一気に観た。
最初のうちは、南の島でのサヴァイヴァルものだったので(今はすっかりSFものだが)、夏休みにぴったりだった。
(ロケはハワイのオアフ島だという)
で、現在日本語版で入手できるのはシーズン5である。
これを一気に観た。

これで丸々2日間を失った・・・。
シーズン4で使われ始めたフラッシュ・フォワードという技巧。
シーズン5ではこれがさらに多用され、まさにJ.J.エイブラムやりたい放題といったところ(笑)。
同時に過去にも戻っちゃうので、もはやタイムトラベラーものだともいえる作りに。
フラッシュ・フォワードという技巧がよっぽど気にいったのか、ABCは『フラッシュフォワード』というドラマも作っちゃった。
(もっともこれにはすでにカナダの作家による原作があり、タイトルもその作品からきているという)
で、本国アメリカでは、すでに番組は終了している。
日本では来年であるが、ファイナル・シーズンのDVD-BOXも来週発売されるようだ。

結末は賛否両論があるらしいが、一体、このようなドラマを、いかに伏線を回収し、終わらせることができるのだろうか?
うーん、食指が動く。しかも安い!シーズン4も英語版で観たしな。
オレはこの誘惑に耐えることができるのだろうか?
『LOST』未体験の方は、是非、夏休みに始めてください。

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問題ないわけない

8月 12, 2010 under 時事・社会

もちろん母親を弁護するわけではないが、こうした悲劇を繰り返さないためには、個人を非難しているだけでは駄目だ。
社会の構造的な問題やお役所仕事の問題、大事な部署に人も金も足りない現状がそのままとなっている行政の問題をしっかり考えなくてはならない。
まさか仕分け対象ではあるまいな。
学校のいじめ隠しが校長や教育委員会の保身に原因があるように、児相にも福祉にも責任者の保身がみえみえだ。
現場担当者も管理責任者も、いずれも職務に対して情熱や執着を持つべきだ。

大阪2児遺棄…名古屋で昨夏、長女を保護
8月11日23時10分配信 読売新聞
 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が放置され死亡した事件で、殺人容疑で再逮捕された母親の元風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)の長女桜子ちゃん(3)が昨年8月、当時自宅のあった名古屋市内のマンションで愛知県警中署に保護され、同署が同市中央児童相談所に保護するよう通告していたことが分かった。
 児相職員は下村容疑者宅を訪問するなどしたが、面会できず、同月末に調査を打ち切っていた。
 下村容疑者は同年5月に離婚した後、同市内の託児所に子供を預けてキャバクラで働き始め、今年1月からは大阪市の風俗店で働いていた。
 同署と児相によると、昨年8月2日午後10時頃、マンションの住民から「廊下で子供が泣いている」と同署に通報があり、駆けつけた署員が桜子ちゃんを保護した。虐待の痕跡は見当たらなかったが、同署に引き取りに来た下村容疑者が「深夜にキャバクラで働いている」と話したことなどから、同署は「育児放棄(ネグレクト)に発展する可能性がある」として、桜子ちゃんを保護するよう児相に文書で伝えた。
 児相が同月12日、下村容疑者に電話をかけると、下村容疑者は「生活には困っていない。折り返し電話する」と答えたが、その後連絡はなかった。児相職員は下村容疑者に計6回電話をかけ、マンションも2回訪問したが、応答はなく、調査を打ち切った。
 同児相を管轄する市児童福祉センターの竹内敏生主幹は「郵便受けには郵便物などがたまっており、本当に住んでいるのか確認できなかった」と説明。「緊急性のあるケースとは考えられず、対応には問題なかった」としている。 .最終更新:8月11日23時10分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100811-00001068-yom-soci

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落ち着けない。。。

8月 7, 2010 under 時事・社会

大阪の育児放棄の事件で心が落ち着かない。
3歳と1歳の子供が空調もない部屋に1か月間閉じ込められ、飢えと暑さで死に、一部が白骨化していたのだ。
児童相談所に匿名の通報をした者もいたが、踏み込むには至らず、無力な子どもたちは誰からも救われなかった。

冷蔵庫内に姉弟の手の跡 涼しさと食べ物求め… 2幼児遺棄
大阪市西区のワンルームマンションで幼い姉弟2人が母親に居室に閉じ込められ、遺体で見つかった虐待事件で、空っぽの冷蔵庫の扉に子供たちが触ったような跡が残っていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。冷蔵庫が単身者向けの小さなタイプだったことも判明。大阪府警は、姉弟が食べ物を探したり、部屋の冷房が効かないため涼しさを求めたりしたのではないかとみている。
記事本文の続き 府警は同日、死体遺棄容疑で逮捕した姉弟の母親、下村早苗容疑者(23)の部屋から、段ボール十数箱分のごみなどを押収し、現場検証を終えた。押収物はコンビニ弁当やカップめんの容器、スナック菓子、パンなどの包装類や生ごみ、おむつなどだった。
 捜査関係者によると、冷蔵庫は、姉弟の遺体が見つかった居室部分にあり、冷蔵室と冷凍室が分かれた高さ約1メートルの単身者向け。中身は空っぽで、開いた扉に子供が手で触ったような跡が残っていたという。
 2人は死亡前の数日間は何も食べておらず、遺体発見時、エアコンは停止していた。空腹から食べ物や水を探したり、冷気を求めたりして、冷蔵庫の扉を触ったとみられる。
 ほかの生活用品はベッドとテレビ。簡易キッチンには包丁やまな板、鍋などの調理器具や食器類が一切なかった。下村容疑者は炊事をせず、仕事前や仕事帰りに立ち寄ったコンビニで買った菓子を子供に食べさせたと供述しているという。
 一方、児童相談所の職員が4、5月に家庭訪問した際、連絡を求めて集合ポストに残した手紙が簡易キッチンで見つかった。水道も4月中旬以降ほとんど使われておらず、浴室にせっけんやシャンプーもなかったことから、育児放棄は4月ごろから深刻化したとみられる。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/423926/

「気分害されたら嫌」 虐待通報1人だけ 大阪2児遺棄
母親が育児を放棄した末、大阪市西区のマンションで幼い姉弟が亡くなった事件。多くの住民が異変に気づきながら、児童相談所(児相)に通報したのは1人だけだった。複数の人が通報していれば、児相の危機感も強まったかもしれない。なぜ通報をためらったのか。子どもの泣き声が繰り返し聞こえてきたら、どうすればいいのだろう。
 激しい夜泣き、「ママーっ」と泣き叫ぶ声――。
 姉弟の遺体が見つかったマンションは11階建て(約80戸)。朝日新聞の取材では、10人以上の住民が子どもの泣き声を聞いていた。
 「虐待かも知れない」。アルバイト女性(21)は職場で同僚に相談したことがあった。通報を勧められたが、「間違いで(親に)気分を害されたら嫌だなと思った。どこに通報すればいいのかも分からなかった」。
 この女性によると、泣き声が気になり出したのは5月ごろ。「ギャー」と泣き叫ぶような甲高い声で時々、「ママーっ、ママーっ」と叫んでいた。窓を開けて寝ていると、目が覚めるほどだったという。6月に入って泣き声がやんだため、「もう大丈夫かな、と思ってしまった」。
 無職の女性(27)も夜泣きにしては激しいと思ったが、通報しなかった。その理由を「どの部屋から声が聞こえてくるのか特定できなかったから。何もできなくて、こういうことになってしまってやりきれない」と話した。
 マンションは単身者向けのワンルームタイプが中心。近くには若者に人気のカフェや雑貨店が立ち並ぶ。住民らによると、若い賃貸入居者が多く、入れ替わりも激しく、近所づきあいはほとんどなかったという。結局、児童相談所の大阪市こども相談センターに通報した住民は1人だけだった。
 センターはこの通報をもとにマンションを訪問。しかし、母親の下村早苗容疑者の部屋のインターホンを押しても応答はなく、姉弟に直接会うなど安否確認をしないまま調査を終えた。緊急性が高いケースではないと判断し、府警に協力も要請しなかった。担当者は反省を交えて語る。「複数の住民から同じ情報が寄せられれば、それだけ緊急性が高いと判断する根拠になった」
 児童虐待防止法では、虐待が疑われるケースを見つけた場合、速やかに児童相談所などに通報しなければならない、と定めている。
 「通報に抵抗を感じる気持ちは分かる。匿名でも構わないので、気がかりなことがあればまず相談して」。NPO法人「児童虐待防止協会」(大阪市)の相談員はこう話す。協会の「子どもの虐待ホットライン」に寄せられる近隣住民からの相談は年間約200件。「どの部屋か分からない」「世帯主の名前が分からない」というあいまいな内容もあるが、「虐待かどうかの判断は専門家がする。間違っていても通報者が責任を感じる必要はない」と話す。
 児相や支援団体の連絡先が分からなければ、どうしたらいいのか。北海道大学の松本伊智朗教授(児童福祉論)は「自治体に通報すればいい。子どもの泣き声が切迫している時は110番。警察官は少なくとも確認に来てくれる」と助言する。「幼稚園や保育園に通っていない幼児の場合、近所の人が察知して通報することが端緒になる」と、その大切さを訴える。
 大阪市立大学の山縣文治教授(社会福祉論)は「マンションの管理組合や管理会社になら、情報を寄せられる住民もいる。管理組合などは積極的に児相などに通報してほしい」と話す。
 花園大学の津崎哲郎・特任教授(児童福祉論)は行政にも注文を付ける。「虐待を防ぐには、待ちの姿勢ではいけない。地域へ出向く形の子育て支援策を充実させるとともに、虐待防止に向けて住民を啓発するべきだ」
http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201008020193.html

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