ミシェル・ド・セルトー『ルーダンの憑依』矢橋透訳、みすず書房、2008年。
うわっ!
翻訳されていたとはっ!
南山の図書館で見つけ、早速読み始めた。
非常に興味深い。
いやしくも文化研究に携わっている社会学者ならば、セルトーは言わずと知れた存在だ。
彼の『文化の政治学』からは多くのインスピレーションを受けているし、『日常的実践のポイエティーク』は、まさに今度の報告で使う予定だ。
本当は、そっちを熟読しなければならないのだが、『ルーダン』おもしろすぎだ。
それにしても毎週、名古屋―東京の往復をする生活は忙しすぎる。
あっという間にすでに2か月がすぎ去ろうとしている・・・・。
原稿の締め切り(正確には「締め切りを過ぎてしまっている原稿」)など、やらなくてはならないことも山積みである。
さらに、『真マジンガー Z編』など、書きたいことは山のようにあるのだが・・・。
ともかく、来週末の「宗教と社会」学会での報告原稿や資料を作らなければならない。
ミシェル・ド・セルトー『ルーダンの憑依』
南山宗教文化研究所「科学・こころ・宗教」プロジェクト
現在の所属で、前任者のO氏から引き継いだプロジェクトである。
南山宗教文化研究所「科学・こころ・宗教」プロジェクト
「科学、こころ、宗教」に関する研究会や国際シンポジウムの企画・運営、情報の収集・整理を行っている。
オレ自身は、今のところ、大した仕事はしていないのだが・・・・。
会合情報なども随時アップされる予定なので、覗いてみてほしい。
「宗教と社会」学会第17回学術大会
6月6日(土)、7日(日)に東京・八王子にある創価大学で、「宗教と社会」学会第17回学術大会が開催される。
公式サイトはこちらだ。
「宗教と社会」学会第17回学術大会
すでにプログラムや報告要旨集も、このサイトにてPDFにて配布されている。
オレも運営役員をするとともに報告もする。
関心のある方は是非ご参加ください。
備蓄すべきは抗生物質
新型インフルエンザでマスクが市場から姿を消している。
一方で、ネットでは数万円などという高値がついているという。
卑劣な行為であると、医療関係者は憤っているようだ。
先ほど、NHK教育の『視点・論点』に、けいゆう病院小児科部長である菅谷憲夫医師が出演していた。
今回のインフルエンザは新型なので、免疫がないから多くの人々が感染する。
インフルエンザ・ウィルスは、感染者に症状が出る前から体外にウィルスがまき散らされる。
したがって発熱外来にいった時にはすでに他にも感染させてしまっている。
隔離したときには、時すでに遅しであるし、そうかといって症状が出ないのなら感染に気付くこともできない。
こうして、今秋か冬には大流行は必至となる。
そして、ワクチンの製造は、それまでにはまず間に合わない。
そうすると、大事なのは、ワクチンなしに、人びとの生命を守る対処法となる。
インフルエンザで重症化して死亡する場合、その多くが肺炎によるものだ。
肺炎は、インフルエンザで傷付いた粘膜から雑菌が侵入し、繁殖することによるものだ。
治療法は抗生物質の点滴以外にない。
また、肺炎になると呼吸器官の機能が著しく低下するので、人工呼吸器が必要となる。
ところが、抗生物質の備蓄は、日本にはほとんどなく、人工呼吸器の病院の設置率もごくわずかで、大流行した場合にはまったく不十分だそうだ。
防御にまわっていたずらに恐れているのは得策ではない。
ワクチンが間に合わないことを想定し、大流行は不可避であると認識し、積極的に新型インフルエンザと闘う準備を進めるべきだ。
大流行までの、この貴重な数か月をマスクなどに費やしてはいけない。
國學院大學研究開発推進センター「招魂と慰霊の系譜に関する基礎的研究」事業第24回研究会(慰霊と追悼研究会
以下の研究会で報告をします。
國學院大學研究開発推進センター
「招魂と慰霊の系譜に関する基礎的研究」事業
第24回研究会(慰霊と追悼研究会)開催のお知らせ
下記のように第24回研究会を開催致します。皆様のご参加を心からお待ち
しております。
記
日時 平成21年5月23日(土)16:00~18:00(予定)
場所 國學院大學渋谷キャンパス 若木タワー5階(大学院) 509教室
※今回は若木タワーでの開催となりますのでお間違えのないように願います
発表者 粟津賢太(南山宗教文化研究所研究員)
発表題目「媒介される記憶―沖縄における遺骨収集の展開を中心に―」