アンリ・ベルグソン『物質と記憶』

1月 31, 2009 under 読書

古典も押さえておく。

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奈良県立図書情報館「戦争体験文庫」

1月 31, 2009 under 調査・研究

講義は終わったのだが、成績付けや調査や書類書きなどでいそがしい。
今週は冬の奈良・京都へ。
奈良では、奈良県立図書情報館へ。
ここには公立ではおそらく唯一の戦争体験文庫がある。
データベースはインターネットで開放されている。
体験記や自分史などの自費出版されたもの、部隊誌や遺族会会誌、戦友会誌などのコレクションが非常に充実している。
何度か通わなくてはならない場所であろう。
「せんとくん」はやはり微妙なキャラだった。

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とろいぢゃん

1月 22, 2009 under 日記

某大学の学内ネットワークには、学生のUSBを経由して増殖するウイルスが蔓延しているようだ。
先日、学生に要求していた課題がUSBで出されたのでノートにさしたところ、AVGがアラートをだしてきた。
トロイジャン・プログラムの感染警告である。
いったん停止し、ウイルス検疫を行ってからファイルをコピーしたが、帰宅後、念のためにマルウエア・スキャナーでノートの全ファイルを調べたところ、3つのトロイジャン・プログラムが検出された。
AVGは常駐しているので、それが見逃していたものだろう。
今回使用したのはa-squared Free 4.0だ。
悪意のあるソフトウェア(マルウェア)の検出には定評がある、ドイツ製のフリーソフトだ。
日本語にも対応している。
常駐機能はないが、フリー版でも、検出、検疫、削除など、十分な機能がある。
一度、常駐させているウイルス対策ソフトを停止させて、スキャンを行う。
ダウンロードは以下のサイトからできる。
http://www.emsisoft.jp/jp/software/download/
みなさんも、念のため、一度検索されることをおススメする。
おそらく、検出される多くはクッキーなどの脅威レヴェルの低いものであろうが、中には他のソフトが見逃してしまっているトロイの木馬が潜んでいるかも。

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国会中継

1月 21, 2009 under 時事・社会

年明けから、意識的に国会中継を観ているが、民主党の質問の多くには唖然とさせられる。
民主党逢坂誠二議員は、自分のみたという夢の話を長々と語っていた。
内容はお粗末な首相への皮肉や当てこすりだった。
しかも自分に酔っていて、いやらしさ満点だった。
いったい誰がこんな人物を支持するのだろうか?
昨日の石井一副代表の質問は漢字テスト。
人を小馬鹿にする、いやな嘲笑が国会内に満ちていた。
陰湿なイジメ社会、日本の縮図をみているようだった。
彼らには人の痛みなど分からないんだろうなと思う。
漢字の読めない首相を擁護するわけではないし、自公政権には何の幻想も抱いていないオレだが、民主党の幼児性や陰湿さ、声高に正義を叫ぶ裏で自己保身や党利しか考えていないような姿勢には辟易させられる。

民主の石井副代表、首相に漢字テスト
2009.1.21 05:04
 20日の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表(74)が、漢字の読み方をめぐって麻生太郎首相(68)にかみつく一幕があった。石井氏は首相の論文から抜き出した漢字を示し「読めるわけがない」などと猛口撃。首相は苦笑しながら反撃した。「100年に1度の経済危機」(首相)への対応が急がれる中、国会で“漢字テストごっこ”なんかやってる場合ですか!?
http://www.sanspo.com/shakai/news/090121/sha0901210505007-n1.htm

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コミュニオン

1月 21, 2009 under 時事・社会

うーん。一種の神との共食だろうか。

オバマ大統領、就任後初の昼食はリンカーンと同じ
1月21日5時28分配信 産経新聞
 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領は20日昼(日本時間21日早朝)、就任後初の昼食を議会指導者らとともにした。昼食は、オバマ氏が敬愛するリンカーン第16代大統領が1861年の就任式後に食べたメニューが再現された。
 米メディアによると、前菜がシーフード・シチュー、メーンコースがキジとカモの肉料理。デザートはリンカーンがアップルケーキを好物にしていたことから、アップルシナモンスポンジケーキが出された。
 皿はリンカーン大統領時代に使われた陶磁器の複製が使われた。
 連邦議事堂内で行われた昼食会には、オバマ氏と大統領選を戦ったマケイン上院議員夫妻をはじめ議会関係者など約200人が出席した。
 オバマ氏と同じイリノイ州選出だったリンカーンは、今年生誕200周年を迎える。オバマ氏の就任式典の公式テーマもリンカーンの演説から「自由の新たな誕生」となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090121-00000514-san-int

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生誕200周年

1月 18, 2009 under 時事・社会

リンカーンのイメージについて前にも書いたが、今年はリンカーン生誕200周年だそうだ。
記事の最後で紹介されているシュワルツは、オレも論文などで紹介してきたバリー・シュワルツのことだろう。
記念祭やモニュメントなどという思考や発想が、社会を生みだす力のひとつであるということを論じてきた集合的記憶論の立場に立つシュワルツにとって、これもまた興味深い事例であるのだろう。
ちなみに、シュワルツは、ジェフリー・オーリックの指導教員でもあったとオーリックが来日した時に言っていた。

<オバマ氏>就任式へ…リンカーンに重ね「イメージ戦略」
1月18日1時26分配信 毎日新聞
 【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)大治朋子】黒人初の米大統領に就任する民主党のオバマ氏(47)は、ワシントンで20日に行われる就任式のテーマに「自由の新生」を掲げた。第16代大統領リンカーンが南北戦争後期に国家統合を訴えたゲティズバーグ演説(1863年)の一節だ。オバマ氏は国家分断の危機に立ち向かったリンカーンの姿に自らを重ね、課題山積の「新政権」をスタートさせようとしている。
 今回の就任式で、オバマ氏は随所にリンカーンのイメージをちりばめている。宣誓で用いる聖書(連邦議会図書館所蔵)は、リンカーンが就任式(1861年)で実際に使ったものだ。式典のテーマも「人民の、人民による、人民のための政府」の名文句で知られる「ゲティズバーグ演説」から引用している。
 今年は奴隷解放を宣言したリンカーンの生誕200周年にあたる。オバマ陣営のイメージ戦略の背景には、節目の年に黒人初の米大統領が就任するという歴史的意義を強調する狙いがある。
 オバマ氏は側近選びでもリンカーンに倣った。民主党の予備選で争ったバイデン氏(66)を次期副大統領に抜てき。最大のライバルだったヒラリー・クリントン氏(61)を次期国務長官に指名したほか、共和党側からも閣僚級ポストに登用した。大統領選の「宿敵」をあえて閣僚に据えたリンカーンの「チーム・オブ・ライバルズ」の再演とも言われる。
 ただ、リンカーンが目指した「融合」のメッセージを活用した大統領は他にもいた。民主党の第32代大統領ルーズベルト(1933~45年在任)は、リンカーンの演説を積極的に引用したことで知られる。世界恐慌に直面したルーズベルトは、大規模な財政出動を伴うニューディール政策を進めるにあたり、共和党を含め広く支持を集める必要があったためと分析されている。
 リンカーンに詳しい歴史研究家のシュワルツ氏は「課題山積のオバマ氏にとって、リンカーンの再来を印象付ける就任式は、最大のイメージ戦略」と話している。
最終更新:1月18日1時26分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000005-mai-int

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ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱』竹村和子訳、青土社、1999年。

1月 18, 2009 under 読書

バトラーをエイジェンシーの観点から読むと、やはり社会学でいう、いわゆる「構造―エイジェンシー問題」の関連であることがわかる。
それをアイデンティティや実践の問題とむずびつけ、ジェンダー論の中に位置付けている。
アイデンティティは反復される実践の中で構築されたものである。
しかし、行為体も構築に参加しているのである。

事実、主体が構築物だと言うとき、それは、理解可能なアイデンティティの行使を取りしきっている言説―規則に支配されている言説―の結果として、主体を見ているにすぎない。しかし主体は、主体を産出する規則によって決定されるのではない。なぜなら、意味づけは基盤を確立する行為ではなく、反復という規則化されたプロセスであるからだ。そのときの反復とは、実体化という効果を生みだすことによって、それ自身を隠蔽し、かつその規則を推し進めるような反復なのである。ある意味では、すべての意味づけは、反復を強制する境域のなかで起こるものである。したがって「行為体」は、その反復のひとつひとつの変種の可能性として位置づけられるべきものである。255頁

『ジェンダートラブル』における変革の可能性は、個々の立ち位置(行為体=エイジェンシー)から、その反復を作り変えることである。
これはフーコーのいう「実存の美学」などに近い考え方だろう。

アイデンティティが結果だということは、それが宿命的に決定されているとか、完全に人工的で任意のものだという意味ではない。構築されたものというアイデンティティの位置を、この二つの矛盾した見方で間違って解釈してしまうと、文化構築についてのフェミニズムの言説は、自由意志と決定論という不必要な二分法の罠のなかにまたもや陥ってしまう。構築は行為体と対立しているわけではない。構築は行為体の必須の場面であり、行為体が分節化され、文化的に理解可能となる次元なのである。(中略)批判的な作業というのは、まさにそういった構築によって可能になっている攪乱的な反復の戦略をとること―つまり、アイデンティティを構築するものでありながら、またそれゆえにその反復実践に異を唱える内在的な可能性を提示するような反復実践に、みずから参与し、それによって局所的介入をおこなう可能性を支持していくこと―なのである。258頁

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飽食の国における餓死

1月 16, 2009 under 時事・社会

以前にも日本における餓死の問題を取り上げたが、再びこのような報道があった。

<元派遣社員死亡>1年間職なく所持金90円、餓死か 大阪
1月16日12時37分配信 毎日新聞
 大阪市住吉区苅田のワンルームマンションの一室で14日、住人の無職男性(49)が死亡しているのが見つかり、餓死した可能性が高いことがわかった。男性は元派遣社員で、約1年前から無職だった。府警住吉署によると、発見時、室内にあった所持金は財布の中の90円だけ。冷蔵庫には何も入っていなかった。
 マンションの管理会社や関係者によると、男性は05年5月、この部屋に入居。神戸市の会社と契約し、銀行でコンピューター関係の仕事をしていた。年収は約450万円と申告し、月3万9000円の家賃の滞納もなかった。
 しかし、約1年前に無職となり、昨年1月から5カ月分の家賃を滞納。管理会社が督促すると、徳島県の実家から援助を受けて支払った。男性は管理会社に「長い間、病気で仕事ができない」と漏らしていた。
 昨年11月から家賃が再び滞り、管理会社が今年に入って男性宅を訪ねるなどしたが、応答がなかった。14日に社員が室内に入って遺体を発見、同署に通報した。
 行政解剖の結果、男性は死後約1カ月。胃腸に残留物はなく、低栄養状態だったことなどから、餓死した可能性が高いという。
 発見時、男性はパイプベッドに横たわり、毛布をかぶった状態だった。室内には飲食物のゴミなどはなく、冷蔵庫には飲み物すらなかった。【村松洋、井上卓也、青木絵美】
最終更新:1月16日12時37分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000047-mai-soci

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