愛しの悪役レスラーたち

9月 30, 2008 under TV

風邪をひいたのか、昨日から少々熱っぽい。
講義もあるので先ほど起きて、朝食をとりながら何気なくつけたテレビでやっていた。
愛しの悪役レスラーたち
NHKの『知るを楽しむ』という番組の再放送だった。
案内役は森達也だ。
いい番組だった。
アンドレ・ザ・ジャイアントの評伝の回だった。
化け物と呼ばれた、あまりにも巨大な異形レスラー。
その内面の繊細さと優しさ。
最後は、遺言により火葬され、やっとその肉体という結界から解放される。
こうしたテーマに、森達也はうってつけだ。
次回は「原爆頭突き 大木金太郎」だ。
うーん。
この番組、DVD化してくれないか、NHK。

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パッピーセット

9月 29, 2008 under 日記

マックのハッピーセットがOne Pieceになってるぅ!!!
詳細はこちら。
しかもしかも、9月12日からだから、「チョッパーの宝箱」はもうないかもしれなひ・・・。
なんてこったい・・・・。
どうする?
さっそくマックへGO!!か?
でも独身中年男性にはパッピーセットは買いにくいぞ?!
マクドナルドさん。
大人向けのハッピーセットも作って下さい。

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道徳心では変わらない

9月 28, 2008 under 時事・社会

考え方の違う人たちの存在を認められるかどうかに民主主義はかかっているのではないだろうか?
統治する側にとってみれば、国を絶対視せず、いうことをきかない人々は目障りだろうし、邪魔に映るであろう。
だから、「ぶっこわす」のであるなら、それは恐怖政治以外の何物でもない。
国民は盲目的に国家に従えとでも言いたいのか?
小泉元首相が、自らの所属する自民党を「ぶっこわす」と言ったのとはまったく状況も意味も違う。
自分の所属していない組織を、国の大臣が、「ぶっこわす」と言ったのである。
東大法学部卒、という経歴の持ち主が本当にこんな発言をしたのだろうか、とさえ思ってしまう。
しかも戦後教育が悪いというが、そもそも本人も戦後教育を受けてきた世代のハズだ。
国家といっても、それを動かしているのは人間であり、具体的には総理をはじめ閣僚、官僚であろう。
大臣はまさに国家機関なのだ。
国家に対する尊敬などと言う前に、尊敬されるような言動を、国家機関たる大臣はすべきではないのか。
あまつさえ、現政権自体を揺るがしかねない発言をまき散らしている本人こそ、国の信用を失墜させ、国をだめにする暴挙の張本人であると言わねばならないだろう。
もちろん、組合活動などばかりをやって本来の職務をまっとうしない教員がいるのならそれは大問題で、個別に、厳重に対処すればいいだろう。
対処できる仕組みを作ることが重要だし、生徒の道徳心とは関係がない。
強制的に「ぶっこわす」のではなく、もっと考え抜かれた対策を練る必要があるだろう。
社会学者としていうならば、近代化に伴う社会変動の帰結として道徳心が変化(あるいは崩壊?)したのであり、その逆ではない。
さらに言えば、金がすべて、強いもの勝ちの社会に、制度的にしてしまったから、彼のいう汚染米のような事態をもたらしたのである。
それをチェックするべき農水省もその機能を果たさなかったのである。
これらはすべて道徳心や教育とは関係ない。
制度が現状に追いついていないことが原因なのである。
仮に道徳心の教育をどんなに手厚く行ったとしても、問題は全く解決しないだろう。
何故ならシステム上の問題だからだ。
そこをどう工夫し、新しいシステムを作り上げていくのかをこそ、閣僚や官僚が考えていく。
それが本来の仕事であろう。
すべてを道徳や教育の問題にするのは、世界史の大事件をすべてフリーメイソンや宇宙人のせいにする陰謀論と大差ない。
知的な怠慢である。
今回の一連の発言は、まったく短絡的であり、こんなものが政治家としての信念や本心であるならば、国内でも海外でも、誰の支持も得られはしまい。

【国交相辞任】辞任会見一問一答(1)「身がひきちぎられる思い」
9月28日13時45分配信 産経新聞
 28日に辞任した中山成彬国土交通相は同日午前、国交省内で会見し、辞任を決意するに至った経緯や心境を述べた。一問一答は以下の通り。
     ◇
 本日9時半に官邸に行き、総理に辞表を提出し受理された。これまでたくさんの方から「よく言ってくれた」「がんばれ」「辞めるな」という山のようなメールをいただき、電話が深夜まで鳴り続けた。
 私自身も重要ポストに就けていただき、道路行政や観光立国、海洋政策とやりたいことがいっぱいあり意欲を燃やしていたが、国土交通相の域を越え、他省庁(文部科学省)の所管にまで言及してしまった。国難というべき経済危機の中、たくさんのかたが困っていらっしゃり、なにより私がいることで、明日からの臨時国会で緊急経済対策、補正予算の審議にいささかの支障があるとすれば本位ではない。たくさんの人々が困っている姿を目の当たりにしてきたので、補正予算などの審議をスムーズにしていただくため、身を引く決意をした。
 私の国交相就任を喜んでくれた地元の方々のことを思えば身が引きちぎられる思いだ。地方の道路整備は国交省の皆さんにお願いし、基幹道路は1日も早く完成するよう求めていきたい。
 --辞任の理由は、国会審議への影響を考えてか
 「はい」
 --国民に迷惑をかけたという理由ではない?
 「発言で迷惑をおかけした方々がいらっしゃったことはこの前も陳謝した。今回の辞任の理由は、(現在の経済情勢で)困っている国民がたくさんいるのに、国会審議が滞るのは耐えられないという思いだ」
 --麻生内閣や衆院選への影響は
 「そのことが一番の心配。もしそういうことがあれば万死に値する。私自身が、さまざまな場所で国民の皆様にご理解を求める運動をしていきたい」
 --25日のインタビュー後、成田空港、単一民族、日教組の3つの発言ついて撤回した。しかし昨日は記者団に対し、日教組に関する発言は撤回していないとおっしゃった。
 「最初の2つについては国交相としての発言で撤回した。日教組については、国交省の建物内で発言したことは撤回したが、政治家・中山成彬としては撤回していない」
 --公人の立場と私人の立場の違いか?
 「というより、国交相と、政治家・中山成彬の区別だ」
 --日教組については、迷惑をかけたとはいえないのか
 「全国の先生方は、ほとんどが一生懸命、子供のことを考え、自分の身を犠牲にして向き合っている。私自身も小、中、高と素晴らしい先生に育てていただいた。それもあって今日までやってこれ、感謝している。教員の待遇改善、子供と向き合う時間を確保するための施策も私はこれまで率先してやってきた」
 「問題は、ごく一部、過激な分子がいることだ。だから昨日の解体せよという発言になった。まじめに子供に向きあっている先生方と違い、政治的に、子供たちをだめにして、日本をだめにしようという闘争方針のもとに活動している方々がいる。それが日本をだめにしているのではないかと私は思っている」
 --日教組が強いところが学力が低いと発言されたのは正しいのか
 「ちゃんとした授業ができているのかなというのがあったが、授業より政治活動に力を入れているところがあるのも事実。学力だけでなく、日教組の強いところは国旗も掲げていないとか、過激な性教育とか、道徳教育に反対しているとか、信じられない。日本の世相をみると、道義をわきまえた子供たちを育てていくことが必要。学力、体力、気力、道徳性を身につけた活力ある若者をたくさん輩出することが、日本を繁栄させる道だと思う。これから日本に生きる子供が幸せな充実した人生を送ってほしい。先生方に協力をお願いしたい」
 --そうではなく、日教組が強いところが学力が低いと発言されたことについてだ
 「おおむねそうだとおもうが、日教組についての話は、ここでは場違いだと思うので、また別のところで大いに議論しましょう」
 --そういう考えはおもちということですね
 「そうです」
 --それを明らかにするために学力調査を始めたとも言われたが、それも撤回しないということか
 「教えたことが子供の身に付いているのかをみながら、授業方法を改善していくことも大事だと思う」
 --結論からすると撤回されない
 「(うなずく)」
--辞任はいつ決意
 「辞任しなければと途中からは思ったが、夕べ、いろいろな方々と相談し家内にも相談した。最終的には自ら身を引く決断をした」
 --途中というのは、いつごろから
 「途中からですね」
 --金曜は国交省を出る前に、責任、職務をまっとうしていこうという決意で出ていかれたが、昨日、宮崎でああいう発言があった。どういう心境の変化があったのか
 「本当に悩みました。国交相としての仕事もしたいなあと。地元の方々のことを考えると胸の張り裂ける思いだったが、政治家・中山成彬として、何が日本をだめにしているのかということを伝えることも、政治家の責務だろうと考えたときに決断した」
 --25日のインタビューで日本人は外国人を好まない、望まない、あるいは内向きであるというご認識を示されたが、その認識は変化があるのか
 「日本列島という離れたところで、あまり外国と交流がなかった。だからそういう国民性になったのかなと。それではいかん、外に開かれた国民性に変わっていかなければならんと、そういう思いを申し上げた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000521-san-pol
【国交相辞任】会見一問一答(2)「職を賭しても子供を大事に」
9月28日14時50分配信 産経新聞
拡大写真
(写真:産経新聞)
 --総理とのやりとりは
 「総理には、せっかくこのような重要ポストにつけていただいたのに、職責をまっとうできず申し訳ないと申し上げた。国交相としてやりたいことはあったが、国民の待っている補正予算、緊急経済対策、これを早く上げていただきたい。そのためには身を引かなければならないんじゃないかと思いますと、そう申し上げた」
 --総理からは
 「総理は黙って聞いておられた。ひとこと最後に『まことに残念』と言われまして、万感の思いがこもっていると感じた」
 --成田拡張の遅れについては今、どう思っているか
 「昭和41年に国が一方的に決めたことが発端だと思っている。ボタンの掛け違いというか。それで賛成派、反対派のさまざまな人が入ってきて、大変な思いをして今日まできた。しかし、今、空港とともに千葉県が共生して発展していこうと、心を合わせてがんばっていると、そう認識している」
 --成田にしろ人権にしろ、問題がこれだけ先鋭化したのは日本の戦後教育で一部の左派思想が広がったという考えはないか
 「違う。(成田、単一民の発言を)撤回したのは、大臣としてもそうだが、政治家としても言葉足らず、真意が伝わっていないと思ったから撤回した」
 --一部の過激分子のために問題が複雑化したという思いは
 「さまざまな考えがあるんでしょうが、そうは思っていません」
 --日教組の発言は大分県にとって侮辱的と思わないか
 「侮辱的というか、子供のことを考えると、しっかりした学力、道徳、体力を身につけてもらい、社会に送り出してあげたいと常々思っている。今回の発言は子供の教育を考えるきっかけになればと思う」
 --そうでなく、大臣の発言を聞いた大分県の人はどう思うか
 「大分を名指しにしたことは申し訳なかった思う」
 --日教組の部分は、政治家として、発言全体を撤回していない?
 「(うなずく)」
 --日教組の発言は失言ではないのか
 「その通りです」
 --いったん、日教組に関する発言を撤回しているが、うそだったのか
 「そうではない。国交省の中で言ったことを撤回したということだ」
 --混乱が予測できたはずのに、なぜ宮崎でまた発言したのか
 「確信的にあえて申し上げました」
 --閣僚の責務より、一政治家としての発言の方が大事だったのか
 「だからこうして辞任を決心した。超えれはいけないところまで発言したという深い反省もあった」
 --宮崎での発言のときはやめる覚悟だったと
 「(うなずく)」
 --なぜそこまでこだわったか
 「重要な問題だからです。今までほとんど国民の皆さんは知らなかったんですけど、なぜこういうふうにゆがんだ教育が行われているかということに、国民の感心を引きたかった」
 --国交相の責務は頭になかったのか
 「ありました。国交相として、美しいふるさと、安心、安全な国土を子や孫に受け継いでいくことが、国交相の職務と申し上げたが、そこに住む子供のことを考えれば、しっかり教育を受けた子供が日本で幸せにいい人生を送ってほしい。そういう意味からは国土づくりと国づくりは一体のものではないかと、そういう信念から申し上げた。決して違うカテゴリーではない。いずれも、日本の国土に住む人々が、幸せないい人生を送れるように、国土づくりと国づくりは一体としたものでならないという信念がある」
 --自分で国交相ポストを手放した。やっぱり軽いのではないか
 「このポストを軽いとは思っていない。拝命したとき、ありがたいことだと思った」
 --金曜夕方には職務を続けたいと話した。しかし、地元では、ああいう確信的な発言。他から圧力があったのでは
 「まったくそういくことはありません」
 --自民党から辞職をうながす動きはあったのか
 「まったくありません」
 --続投に意欲を示していたのに、なぜ職を賭して日教組発言を再びしたのか
 「子供たちのことを考えた。私にも孫がいるが、いい人生を送ってもらうには、インフラだけでなく、学力、文化、伝統とか、そういったすべてのものを身につけた子供が活躍する日本であってほしい。そういう思いが勝ったとご理解いただきたい」
 --その子供たちに、たった数日で大臣をやめてしまう騒動をどう説明したらいいのか
 「中山大臣は、自分の職を賭してまで子供を大事にしたと言ってほしい」
 --一連の大臣の行動の、どこが子供を大事にしているのか
 「今の風潮はだれもいいとは思っていないと思う。さまざまな、わけのわからない事件が起こる。親の子殺し、子の親殺し、あるいは汚染米の販売、もうかりさえすれば毒の入った米でも売るという、そういう日本でいいのか。私はそこを憂えている」
 --それは、すべて日教組の一部の先生の責任か
 「教育全体の問題だったと思う。教育は学校の先生だけでない。地域のみんなで子育てしなければならない。私が育ったのは旧薩摩藩。近所の人からも厳しく指導された。祖父からは世の中のために働く人になれと言われ続けて育った」
 --発言は、国土交通行政に停滞を及ぼした
 「そのことについては、幹部に迷惑をおかけして申し訳ないと何度もおわびした」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000523-san-pol
【国交相辞任】会見一問一答(3)完「国民が教育に関心持つ機会になれば」
9月28日16時11分配信 産経新聞
拡大写真
(写真:産経新聞)
 --ご自身の選挙、地元の選挙にも影響があると思うが
 「さまざまな影響はあると思うが、有権者に必死に訴え、もう一回、勝ち上がっていきたいと思う」
 --たとえば無所属として出るとか、そういう気持ちはないか
 「昨日、宮崎県連から宮崎一区の公認をいただいた。あくまで自民党員として戦いたい」
 --奥様には何かいわれたか
 「『辞任はしかたないわね。でもこれが日本の教育を考えるいいきっかけになればいいわね、前向きに考えましょう』と、言ってくれた」
 --「残念だ」という総理の言葉はどう思ったか
 「引き止めてもらいたいとは思わなかったし、総理の気持ちを考えれば、せっかく任命したのに何だ、という思いはあったと思う」
 --自民党の仲間に賛同を得ていると思うか
 「思う」
 --言いたいことを言いきってすっきりしたか
 「まだまだいいたいことはある。しかし、ここで潔く身を引くことが大事だと思った」
 --国交相に就任して職員を前に、職務についての決意表明をしたばかり。その後こうなったというのは理解できないが
 「私は今でもそういう気持ちでいる。公務員、財政、政治家、すべて国民に信頼されるものでないと、日本の国政が前に進めないと思っている。私が去った後も国交省はしっかりやってくれると思う」
 --総理の任命責任を指摘する声もあるが、それに対してどう思うか
 「私が答えられる筋ではない」
 --国民の関心をひきたく日教組発言をされたということだが、当初、就任を打診されていたという行革担当相になっても、そういう発言をしていたのか
 「それはわからない。しかし、皆さんの質問に対し、美しいふるさと、安心、安全な国土づくりをしていかなければならないと答えているうちに、ちゃんとした日本人を育てなければならないという気持ちが、ますます強くなった」
 --日教組に関連し、『政治的に子供をだめにして日本をだめにしようという方針で活動している』という発言があった。どういった活動を指しているのか
 「いろんな活動方針があるんですよ。いろいろみていますから、私は」
 --日教組の活動方針は、そういう考えのもとに定められているのか
 「そうです」
 --日教組は、組織としてだめなのか
 「組織としてだめでなく、組織内でも、一生懸命教育にがんばっている人もいる。しかし問題はごく一部。そういう人を切り離さなければならないと思っているということだ」
 --麻生政権への影響について、万死に値するとおっしゃったが
 「身の細る思いでいる」
 --文字通り受け取ると、議員辞職するともとれる
「そういうつもりはない。死にものぐるいで戦わなきゃならん、命がけだということ」
 --先ほどおっしゃった激励メールとは、日教組についての部分か
 「だいたいそうだ」
 --昨日、職を賭して日教組について発言されたが、補正予算審議の障害になったとしても、後悔はないか
 「そう思う」
 --25日のインタビューの発言は、しなければよかったと思わないか
 「時間的にも余裕がないなかで、十分思いが伝わらなかった。残念だ」
 --いや、むしろ日教組に関しては十分思いが伝わっている。大臣から出した話題だ。言わなければよかったと思わないか
 「複雑な思いだ」
 --教育への強いこだわりはわかるが、ここまで混乱を招いたことを考えると、少なくとも国交相の職は受けるべきではなかったのでは
 「やっぱり、受けるべきだったと思う。こういうことになったのは残念だが」
 --ボタンの掛け違いはどこだった
 「どうだったんでしょうかねえ」
 --行政の空白を招いたことについては
 「来年度予算について財務省と折衝しているし、観光庁も10月1日の発足にむけ人事構想その他を進めている。国土交通行政にそれほど空白ができるとは思っていない」
 --日教組の関係者と多忙を理由に会わなかった。なぜか
 「国交省内ではまずいと思った。管轄外だから。日教組発言は、国民が教育に関心を持ついい機会になればいいと思っている。教育の問題、子供の未来に国民が関心をもっていただくきっかけになればいいと思う」
 --自分の選挙ではいい結果がでるか?
 「自分の選挙のことは考えていない。これから考えなければいけない」
 --発言は、自分の選挙を考えて繰り返したのでは
 「まったく違う。国交相であれば、半分、当選確実だったと思っている」
 --後任の国交相には、どう引き継ぎをするのか
 「引き継ぐほどのものがないのが残念。しかし、国交行政に関する私の熱意だけは、最低限、引き継いでいきたいと思う」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000531-san-pol

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持論?

9月 27, 2008 under 時事・社会

自民党のイメージを上げ、支持率を上げたところで解散・選挙を有利に運ぼうとした首相辞任、新首相選出、新内閣組閣だったハズが、これではすっかり逆効果になりそうな情勢だ。
言葉狩りとか、そういう問題ではなく、思想の自由や、公人としての見識を著しく欠く発言を繰り返している。
これでは与党はボロ負けしちゃうのではないかと思う。
本人は辞職すればいいのかもしれないが、野党をはじめ人権派にとっては格好の攻撃材料となるであろう。
むしろ利敵行為に等しいのではないだろうか。
一体、どういうつもりなのか?
本人は南京大虐殺の否定派だという。
それにしても、人権思想を含めて、近代政治思想や近現代史などの教育が必要なのが大臣であるというのはあまりにも荒涼とした現代日本の政治風景だ。

<中山国交相>「がんは日教組、解体しなければ」宮崎で発言
9月27日20時23分配信 毎日新聞
 中山成彬国土交通相は27日、宮崎市で開かれた自民党宮崎県連の会合などで「日本の教育のがんは日教組(日本教職員組合)だ。日教組は民主党の最大の支持母体で解体しなければいけない」と改めて日教組を批判した。「日教組が強いところは学力が低い」など中山氏の一連の問題発言を受け、与党内では中山氏の更迭論が強まっている。中山氏は県連の会合で日教組以外の発言については謝罪したが、記者団に「(日教組批判は)撤回しない」と強調した。
 中山氏は、宮崎市内や東京都内で記者団に対し、自らの進退について「国会審議に影響が出るならば、地位にきゅうきゅうとはしない。教育改革、地方に必要な道路づくりはやりたいが、『絶対に辞めない』としがみつくつもりもない。推移を見守りたい」と表明。そのうえで「出処進退は自分で決める。今晩、家に帰って妻(中山恭子首相補佐官)に相談する」と述べた。
 一連の問題発言については「失言というか舌足らずというか、言葉狩りに遭わないように気をつけないといけない」と語った。
 中山氏が再び日教組批判を展開したことを受け、与党内では辞任論がいっそう強まった。自民党幹部は「確信犯。辞任を覚悟して言っているのだろう。辞めるしかない」と語った。公明党幹部は「中山氏の持論だろうが、何ということを言うのか。ここまで言ってしまっては持たなくなる」と指摘した。
 麻生太郎首相は重要視する08年度補正予算案への野党の対応を見極め、10月上旬に衆院解散に打って出る方向で調整している。しかし、内閣支持率が45%と政権発足直後としては伸び悩んでおり、中山氏が辞任すれば衆院選への悪影響は避けられない。政府高官は「首相にとって中山氏更迭は難しい判断だ」と述べた。【犬飼直幸、中尾祐児】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000091-mai-pol

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これからの日本に内戦はありうるか?

9月 25, 2008 under 講義

『現代文化人類学』の講義で、ボスニアを題材に、日本で内戦や民族紛争はありえるだろうか?ということをグループ・ディスカッションした。
講義の最後に短い文章を書いてもらうが、その中に、「格差社会がすすめば、日本でも起こりうる」という興味深い意見があった。
「消費増税は誤り 格差解消は所得税の累進性復活で実現できる」
に示唆的な記事があった。
この記事によると戦後の日本の税制は、佐藤内閣の時がもっとも細かく、19段階に分けて累進課税をしていた。
その後、この段階は改悪され、小渕内閣の時に、なんと4段階にしてしまった、という。
累進課税は収入によって税率を決める制度であり、富める者から貧しいものまで、応分に税金を負担するシステムである。
この上限を下げ、下限を上げ、不足分は消費税にして、貧しい者からも豊かな者からも「同率」で負担させるというシステムになっているという。
古代インドの階級制度ではあるまいが、今の日本には4つの階級しかないのかもしれない。
※ちなみに、インドのカースト制は中学などでは4つの階級と教わったかもしれないが、実際にはヴァルナ=ジャーティ制といって、数千にも細かく分かれた身分制になっている。

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はやくも

9月 25, 2008 under 時事・社会

昨日、組閣が発表されたばかりであるが、早くも国交相が低レヴェルの発言を行っている。

<中山国交相>成田問題「ごね得」 日教組批判も
9月25日22時14分配信 毎日新聞
 中山成彬国土交通相は25日午後、国交省内で行った報道各社のインタビューの中で、成田空港の拡張が進まなかった原因について「(地元住民の)ごね得」「戦後教育が悪かった」と述べるなど、突出発言を繰り返した。夜になって「誤解を招く表現だった」としていずれも撤回したが、関係者の批判を招きそうだ。
 中山国交相は、所管する成田空港の整備についての質問に「かつて1車線(滑走路1本)がずうっと続いて日本は情けないなあと(思った)。ごね得というか、戦後教育が悪かった」「公のためにはある程度は自分を犠牲にしてでもというのがなくて、なかなか空港拡張もできなかった」と答えた。
 国交省の無駄遣いをめぐるやりとりの中では、「ついでに言えば、大分県の教育委員会の体たらくなんて、日教組ですよ。日教組の子供なんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」と述べた。自らが文科相だった時に全国学力テストを提唱した理由について「日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ」と続けた。
 さらに、観光行政の課題に関する問いに「日本は『単一民族』といいますか、世界とのあれがないものですから、内向きになりがち」と答えた。【位川一郎】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000152-mai-pol

そもそも成田空港の問題は、住民がやっと開墾した開拓村を強制収容したところに問題がある。
あれだけ抵抗があったからこそ、その後の公共事業では住民に対する説明を根気よくやろうということになったのではないか。
その程度の見識が示せないのだろうか?
「お国のやることに文句を言うな」式の強権体質に、大臣の思考は染まってしまっているのだろうか?
その他の発言も、その見識のあまりの低さに驚かされる。
今年、やっと政府はアイヌを民族として公式に認めた。
そのことすら知らないのだろうか?
記事には、ちょっと「やれやれ」といったニュアンスが感じられる。
きっと政治記者にも見下されてしまっているのだろう。

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高野山

9月 20, 2008 under 調査・研究

学会報告で筑波へ行ってから、今度は和歌山県は高野山へ行ってきた。
お誘いいただいた、ある研究プロジェクトの調査である。
高野山は遠い。
東京から、のぞみや特急を使っても6時間はかかる。
埼玉の自宅からだと7時間を超える遠さだ。
飛行機なら、沖縄往復とかできちゃうだろう。
埼玉から上越新幹線、東京から東海道新幹線と乗り継ぎ、新大阪。
新大阪から在来線で大阪、新今宮へ。
さらに新今宮から南海電鉄の特急「こうや」。
終点の極楽橋からは、あまりの急斜面で鉄道は上らないのでケーブルカーに接続している。
高野山に上ると、そこは標高800メートルから1000メートルで、行政的には高野町になる。
実際の標高が意外なほどの深山である。
人口、およそ4000人。
そのうちの1000人はお坊さんだ。
真言宗の総本山である。
調査は、主に、野外にある慰霊施設だ。
慰霊塔や納骨堂、墓などが、ここには20万以上もある。
人口よりもお墓の数が多いというすごい場所である。
おまけに台風なんかもやってきて、またも勇気ある撤退かと思いきや、太平洋沿いでない高野山はあまり大したことはなかった。
旅館やホテルなどはないから各寺院が提供している宿坊に泊まる。
早朝5時頃から人が動き始め、6時からは勤行が始まる。
朝、夕の二食はお寺で出される精進料理である。
まあ、精進料理といっても肉や魚がないだけで、むしろ美味しく頂いた。

こんなカンジ。メロンもついている。
昼は外の食堂などでとったが、もちろん精進料理をベースとした「高野山弁当」などが人気だ。
高野山は巡礼の地でもあり、お遍路さんも多い。
そう。この「高野山弁当」は彼ら善男善女たちに人気なのだ。
しばらくメニューを眺めた後、他のメンバーが「高野山弁当」に決めたところで、オレはおもむろに「カツ丼」を注文した。
無論、勇気ある撤退である。
が、出てきたカツ丼を頬張ると、
ん?!なんか違う?!
そう、カツの中身は豚肉ではなく、湯葉を何層にも重ねたものであった。
いや、味は遜色なく、また「カツ」丼は、その名称から「カツ」であればいいので「トンカツ」である必要はないから、偽りがあるわけではなかったが。
二度も勇気ある撤退をし損ねたので、あきらめて素直に寺院を訪ね、研究に関連のある施設の由来などをお聴きしに行った。
霊宝館という博物館施設では、国宝の仏像や菩薩像、太子像、それに巨大な曼荼羅などの密教文化に触れることもできる。
奔放なイマジネーションと形式美の融合。
それと人間のもつ業の深さというか底知れない闇のようなものもにじみ出ていて、暗く妖しく輝いている感じだ。
槐多の作品とも一脈通じるものがあるのではないだろうか。
孔雀明王像とかみていたら、昔のヤングジャンプを思い出した。
密教法具は、やはり武器だということが分かって結構怖い。
そんなこんなで夏休みも終わり、来週からは本格的に講義が始まる。
すでに学会や調査で休講にしてしまっているので、もうこれ以上、勇気ある撤退はできない。

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研究学園

9月 13, 2008 under 日記

というわけで、筑波にいます。
御岳山に出かける前に更新したっきり、すっかりブログをサボってしまい、今日になった。
大丈夫です。
遭難はしていません。
御岳山では、八合目まで登ったところで、悪天候と疲労のため、勇気ある撤退をしてきました。
やっぱ、一週間ぐらいウォーキングやったぐらいでは体力はもたなかった・・・。
で、御岳から帰宅後、今度は筑波大学で行われる日本宗教学会第67回学術大会での報告のために資料収集やらに出かけていた。また、関わっている学会の委員会で行ったアンケートの集計やデータ処理もやった。
そんなこんなで、ブログにまで手が回らなかった。
で、本日から筑波入りした。
委員会終了後、原稿が終わっていなかったのでノートPCや資料やらを抱えて、予約しておいたホテルにチェック・インした。
で、途中で買ってきた食料を発泡酒で流し込みながらずっと作業をし、先ほど脱稿した。
今回泊まったのはつくばエクスプレスで、つくば駅の手前にある「研究学園」駅。
この駅前に「ベストランド」というホテルがある。
昨年できたばかりでまだ新しく、非常に使い勝手のいいホテルだ。
シングルルームはすべてスペーリアーで、通常の日本のシングルよりも広めだ。
バスタブも余裕で足が伸ばせる広さ。
調度品の色合いもシックにまとめている。
原稿などの作業がやりやすいようにデスクも広めで機能的だ。
室内灯はホテルによくあるように間接照明であるが、蛍光灯のデスクスタンドを貸し出してくれる。
もちろんLANがきているのでネットにも無料で接続できる。
駐車場も無料だ。
で、ここで夕方からずっと作業をやり、先ほど終了した。
フロントではUSBでデータを持ち込むとプリントアウトのサービスまでしてくれる。
いろいろな意味で、ここは使いやすく、仕事ができ、さらに落ち着けるホテルだ。
こちらへまた来ることがあればぜひ利用したい。
学会は今日から3日間筑波大学で開催され、オレの報告は3日目だ。
それが終わると、今度は和歌山県に調査に行く。
高野山なので、またロープウェイだ。
トホホ。

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