鹿児島にいます

2月 23, 2008 under 調査・研究

というわけで、鹿児島に来ています。
調査です。
今日の午後から日本列島を襲った寒冷前線によって、飛行機が1時間半も遅れてしまい、ホテルにたどり着いたらもう夕方の6時でした。
その後、打ち合わせ兼飲み会に、地元の研究者のセッティングで行きました。
黒糖やら芋やらの、地元でさえ手に入らないような焼酎を堪能。
ゴボウ揚げも絶品です。
一週間ぶりのアルコールでしたが、悪酔いもせず、元気です。
(実際には、遅れまくった飛行機の中でリラックスする唯一の方法としてビールを頼みましたが)
明日から本気的に調査と研究会が始まります。

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大薮祭り開催中(笑)

2月 21, 2008 under 映画

というわけで、大薮祭りをひとりで開催中だ。
最近まで知らなかったが、大薮春彦 野獣BOXなるものが発売されている。

いわゆるDVDのコレクターズBOXである。
松田優作主演の『蘇る金狼』や『野獣死すべし』は、リアルタイムで観ているし、さらに松田優作DVDBOXに収録されているので、当然ながら持っている。
今回のBOXはそれ以前の映画化作品なのである。
仲代達也主演の『野獣死すべし』をはじめ、4作品が収録されている。
古きよき、日本アクション映画全盛期の頃の作品群だ。
このBOXが先ほど届いた。

仲代主演の『野獣~』は、クレジットによると「1959年、東宝、96分、白黒」とある。
オレですら生まれる前の作品だ。
すげー。

さらに、このBOXに未収録の作品も集めた大薮春彦特集が、下北沢にあるシネマアートン下北沢で、現在開催中だ。
残念ながら時間がなくて観に行けないが、興味のある方は是非。

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古本市場

2月 21, 2008 under 読書

週末からずっと遠出をせず、酒も飲まず、やわらかいものを食べて休んでいたので、体調はかなり回復した。
体力がないと研究もできないので小説やらを読んでいる。
その中の一冊。
楡周平『Cの福音 』宝島社文庫、1998年。
一体いつ買ったのか分からないが、書棚にあったのを発見したのでこの機会に読んでみた。
帯には「野獣の嫡男で鮫の好敵手」とか書いてあった。
「野獣」とは大薮春彦の『野獣死すべし』のことで、「鮫」とは大沢在昌『新宿鮫』のことだというのは、日本の通俗ハードボイルド小説を読む人には説明などなくても分かるであろう。
が、この『C』、トンデモナイ駄作である。
巻末で絶賛している解説者の目は節穴を通り越している。
非情とか、虚無感とかいいながらも、やっていることは単なるお坊ちゃんが、マフィアの下請けのようなセ~~コいコカインの密輸を行っているだけ、つうシロモノだ。
コカインを密輸する完璧な手口とかいう方法も、不安定材料が多すぎ、非効率で、くだらない。
パソコン通信(初版はインターネットの普及前だと思われる)を利用してコカインの密売ルートを作るのであるが、ニフティ・サーブという発信者バレバレの方式を利用している。
メールソフトから削除しただけで、その情報が「この世から完全に消える」などと思っているらしい。
クライマックスには、さぞかし緻密で大胆なアクション・シーンがあって、それが評価されたのかと思って、読み進めた。
しかし、結局、5人ぐらいの台湾系マフィア(というかチンピラ)とのショボイ格闘シーンがあっただけ。
読後、しばし呆然とした。
大薮没後の日本のハードボイルド界はこんなていたらくなのか?
で、口直しに往年の大薮を読む。
ほとんどすべての大薮作品を読んでいる。
が、あえて読まなかったものもいくつかある。
そのひとつが『赤い手裏剣』だ。
これは唯一の時代劇もの。
市川雷蔵主演で映画化もされている。
粗はあるが、痛快時代劇アクション小説として面白い。
代表作を除き、大薮作品の多くは古書店でしか手に入らない。
日本の古書店紫式部スーパー源氏などもあるが、かなり高値のついてしまっているものもある。
もちろんAMAZONマーケットプレイスもあるが、こういうときはイーブックオフ古本市場
iconなどをさがしてみることにしている。
貴重本かどうかに関係なく、一律で値段をつけているからだ。
古本市場では、明日まで配送料無料のキャンペーン中だ。
小説やゲームなど、格安で手に入るのでオススメである。
まだまだ大薮祭りを続ける予定だ(笑)。

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体調悪し

2月 16, 2008 under 日記

未明から激しい嘔吐と発熱でまいっています。
インフルエンザかも。
参加する予定だった國學院大のシンポジウムにも参加できず、非常に残念だ。
来週には九州調査があるので体調管理には気をつけなければ。

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ハイボール

2月 15, 2008 under お酒

宝酒造の「焼酎ハイボール(ドライ)」と、ひざつき製菓の「コショウせん」。

コショウせんべいの刺激と、あまくないドライとが合うのです。
しかし、このお酒、スーパーで100円だった。
水やジュースより安いとは。

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学部の卒論

2月 15, 2008 under 時事・社会

知り合いの学生が新聞に取り上げられた。
紙面では7段抜きの大きな記事だったらしい。
学部の卒業論文であっても、オリジナリティがいかに大切かということを示している。
卒論としては異例の2分冊というボリュームだったようだ。
修士論文でさえ、剽窃があったりという現状に、ちょっと明るい光。

卒論:専修大文学部・栃折さん、相模原戦車闘争とその後の市民運動まとめる /神奈川
 ◇貴重な証言引き出す
 ベトナム戦争中の72年夏、相模原市にある在日米陸軍基地・相模総合補給廠(しょう)から、戦場に運ばれる戦車の搬出を100日間も阻止する闘争があった。闘争から終結後の市民運動までを、同市東林間の専修大文学部4年、栃折敬子さん(21)が卒業論文「振り返る相模原戦車闘争」にまとめた。
 栃折さんは大学1年の時、相模原に太平洋戦争中、多くの軍事施設があり、終戦後も基地が残り、戦車闘争で「権力と立ち向かい、地域に根付いた戦いを続けた人々がいた」と知って驚いた。闘争が市民の記憶から薄れがちな今、「自分の目の前で起きたモラルに反することに立ち向かった人々の行動を、風化させてはならない」と論文にした。
 07年5月から取材を進め、資料やビデオ映像など37点を参考にしながら、闘争を指導したり参加した7人の体験を聞き、貴重な証言を引き出した。
 闘争の最初は党派色が濃かったが、ヤジ馬の会社員や学生ら市民が闘争の輪に加わり、「ただの市民が戦車を止める会」を結成して市民運動に発展した。
 補給廠正門(通称・西門)前には市民らのテント村ができ、一時は火炎瓶なども飛び交い、多くの逮捕者も出た。だが、戦車が運び出されて72年11月8日に闘争は終わった。
 栃折さんは闘争の流れを丹念に検証。運動に参加した人たちが闘争終結後、基地を監視する市民団体「相模補給廠監視団」を結成したり、ベトナムの人々と交流を深めていく活動も追跡した。
 闘争時、ビデオカメラを回し続けた檜鼻達実さん(58)は「闘争終結までの記録はあるが、その後の市民活動まで追った記録はない」と評価した。栃折さんは「私は、あそこまで必死に闘う自信がない。人殺しの戦車を運ぶことは悪いと、遠いベトナムの人々のために立ち上がった彼らに学ぶべきところがある」と話している。
 論文は相模原地方自治研究センターの機関誌「相模原~創ろう、市民自治のゆたかな社会」第13号に掲載された。問い合わせは同センター(042・752・4544)へ。【高橋和夫】
毎日新聞 2008年2月13日
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080213ddlk14040488000c.html

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ジグムント・バウマン『政治の発見』

2月 15, 2008 under 読書

ジグムント・バウマン『政治の発見』中道寿一訳、日本経済評論社、2002年。

非常に興味深い。
まずはその先見性に驚かされる。
今、2008年の時点から本書を読むと、9・11を経て、現代は明からに彼の指摘した方向へ進んできた感がある。
原書の出版は1999年。
序章には1998年のクレジットがある。
オレがイギリスで毎晩酒盛りをしていた頃だ。
恐れ入る。
文章の一節一節に切れ味がある。
原文は読んでいないが、きっと翻訳は大変だったのだろう。
バウマンは消化・吸収する。

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読書モード

2月 14, 2008 under 読書

読んだり書いたりが仕事になっているとはいえ、まとまった時間の取れる今の時期は一気に読むことができる。
先日の佐藤氏のものは一気に読破してしまった。
で、現在はジグムント・バウマンを読んでいる。

バウマンは「リッキド・ライフ」などで有名な社会学者であるが、現代社会の意味統合の問題を扱っているので、現在進めている研究と関わりがある。
これまでの集合的記憶の問題と現代社会論を橋渡しする契機になりそうだ。
一方、有川浩なども。

剛柔取り混ぜて、といったところか。

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