世界禁煙デーだったとか。
今日は
忠霊塔研究
横山篤夫「『満州』に建てられた忠霊塔」『東アジア研究』第48号、大阪経済法科大学アジア研究所、2007年、125-137ページ。
同「大阪の忠霊塔」『戦争と平和’07』Vol.16、大阪国際平和研究所、2007年、3-27ページ。
同「地図から見た旧真田山陸軍墓地の歴史」『大阪春秋』第126号、46-53ページ。
を頂く。
横山氏は高校教員を退職され、非常勤講師の傍ら、精力的に活動している歴史研究者だ。
1999年の国立歴史民俗博物館の共同研究「歴史における戦争」以来、お付き合いして頂いている。
「満州」の調査旅行もご一緒した。
非常に詳細かつ着実な実証研究を、主に大阪をフィールドとして行っている。
歴博で昨年行われた忠霊塔に関するミニシンポジウムの記録も近く刊行されるが、その中でもお互いに議論をした。
週末の調査
専修大学を拠点とする文部科学省科学研究費補助金の研究会と調査で都内に泊っていた。
麻疹による大学閉鎖で閑散とした神田校舎で研究会。
小野寺拓也氏(東京大学大学院)による報告と、大村芳弘氏(軍事郵便保存会)による報告の二本を、司会をしつつ拝聴した。
アカデミズムの最先端と、コレクターの最先端の報告で、いずれも興味深く、拝聴した。
翌日は、東京大空襲・戦災資料センターと財団法人切手の博物館を訪問し、所蔵資料の調査と説明を受けた。
興味深い知見をたくさん得ることができ、関係者、協力者の皆様に感謝している。
宿泊は、田端のホテルメッツだった。
ここはタモリ倶楽部などにも登場する鉄道マニア御用達のホテルらしい。
最上階のトレイン・ビューの部屋だった。
関心がないので電車を眺めなかったが、確かにさまざまな種類の新幹線が眼下を通り過ぎる。
防音設備はしっかりしているので、駅に面していても騒音は気にならない。
つうか、酔っ払ってほとんど寝るだけだったのだが(笑)。
メッツはJR系列のホテルで、多くの主要な駅にある。
今回初めて利用したが、LAN接続もあり、ビジネスには重宝するホテルだ。
他のビジネスホテルのチェーンに比べるとやや高めだが、ビュー・スイカ・カードを持っていると10%割引が適用されるので、値段的にも割高感はなくなる。
このカード、PASMOと相互乗り入れになったので、私鉄改札やバスでもつかえ、買い物もできるのでかなり便利なカードだ。
新銀行東京で作ったので年会費もかからない。
そんなこんなで多方面のマニアの人たちに触れる、濃密な週末を過ごした。