調査疲れを癒しつつ、映画を観まくっていた。
基本的にはDVDで。
今日は午後から『サンキュー・スモーキング』を観に行った。
公式サイトはこちら。
これは明日の現代文化人類学の講義でメディアやマーケティングをテーマにするので、その関連だ。
主人公は、おそらくフランク・ランツなどをモデルにしてもいるのだろう。
現代アメリカのマーケティング社会を皮肉った作品だ。
昨日から日本で公開が始まった。
公開している館が少なく、一番近い映画館を探したところ、なんと都内よりも群馬県の方が近いことが判ったので車で出かけた。
群馬県伊勢崎市である。
午後4時の回であったが、なんと客はオレ一人(笑)。
貸しきり状態でリラックスして観れました。
皮肉が利いていて、なかなか笑える。
詳細はネタバレするから書かないが、タバコ産業とアルコール産業、それに銃産業の広報マンの3人が友人だという設定も笑える。
なかなか知的な映画。
しかし、宣伝に力が入っていないとはいえ、日曜の午後でこれでは興行成績がちと心配である。
週の後半は
帰ってきてます
週の半ばには帰ってきました。
今回の調査旅行はグアム、サイパン、テニアンを回ってきました。
グアムではさまざまなモニュメントや日本の神社跡の他、米軍基地の中にも入れてもらい、内部のモニュメントや資料館などを見学し、さらにグアム大の研究者たちと学問的な意見交換などを。
サイパンでも同じくさまざまな施設の見学や、戦前の日本の教育を受けた方への聞き取り調査などの他、短い滞在でしたが家庭でのパーティに2回も招いていただきました。
テニアンでもさまざまな見学をしました。
半ばジャングル化した中にある神社跡や、広島長崎に投下された原子爆弾の保管と発進の跡地を見てきました。
いずれもレンタカーを借りてずっと運転していましたので、それぞれの島の広さも体感的できました。
個人的には、グアム―サイパン間ではプロペラ機を初体験。
ゲートから飛行機まではもちろん徒歩です(笑)。
さらに、サイパン―テニアン間ではセスナを初体験しました。
セスナは自分でも操縦できそうなカンジです。
機会があれば挑戦します。
行きの成田では、豪雨で飛行機が飛ばず、どうなることかと思いましたが、非常に凝縮され、充実した調査旅行になりました。
関係者各位には心より御礼申し上げます。