『ホテル・ルワンダ・プレミアム・エディション』

8月 31, 2006 under 映画

日本版のDVDも発売された。

レンタルも開始されるだろう。
現代人が観ておくべきもののひとつだ。

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メディアのスタンス

8月 31, 2006 under 時事・社会

『朝日新聞』を購読しているのだが、「安部晋三物語」などという連載記事が毎日載ってくる。
これはなんなんだと思う。
まだ自民総裁選挙の結果も出ていないうちからこんな連載をしていていいのだろうか?
今の時代、選挙結果はメディアの取り上げ方いかんによって、大きく左右されてしまうというのに。
これでは暗黙のうちに安部氏を支持しているとしか思えない。
これは、NHKをはじめ、他の電波形態のメディアもおしなべてそうである。

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『未来少年コナン』

8月 29, 2006 under インターネット

Webメールやブリーフケース、オークションなどを使うのに便利なのでYahooプレミアムの会員になっている。
で、Yahooの動画コンテンツに『未来少年コナン』全26話が完全配信中だったのでがんばって観た。
子供のときにリアルタイムで放映されていた世代なのであるが、しっかりと観たことはなかった。
カリオストロ、ラピュタ、ナウシカ、紅の豚などなど、その後の宮崎アニメのさまざまなルーツがちりばめられている作品といってもよいだろう。
さらに、この作品は結構ハードSFなのだなあ。
物語の最初と最後に出てくるロケットが地面に突き刺さっているシーンは、明らかに生命の誕生のメタファーなのだと思う。
全26話、約13時間をかけて、描ききった感じだ。
原作を読んでいないのでなんともいえないが、宮崎氏のもてる想像力を大きく伸ばした作品なのではないだろうか。
NHKという、商業ベースではない舞台もよかったのだろう。
スタッフもよい。
特に、最近のアニメ作品は、タイアップなどもあるのだろうが、重要な登場人物をアイドルにやらせたり俳優にやらせたりすることが多い。
これが作品の完成度をかなり落としてしまっていると思う。
やはり声だけで演じることのできる、しっかりとした声優を使うべきだと思う。
その意味でも、この時期の作品は救われていると思う。
Yahooプレミアム会員であれば無料で視聴できる。
ただし配信は9月30日までだそうだ。

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『陸軍墓地がかたる日本の戦争』

8月 27, 2006 under 読書

これも著者である横山氏からいただいたものだ。

大阪真田山にある大規模な旧陸軍墓地に関する地道で意欲的な研究が集められている。
以前、この旧陸軍墓地の共同研究に関わっていたことがある。
イギリスから帰国し、最初にここを訪れたときの衝撃は忘れられない。
地元の商店街店主などからなる霊場維持会が管理主体であったが、現在は近代史の歴史遺産として保存するよう働きかけるNPO法人も設立されている。
こちら。
近県の方はぜひ一度訪れておくべきだろう。
近代日本における陸軍の存在とは何だったのか、ということを如実に物語っている施設だ。

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『宗教の復讐』

8月 27, 2006 under 読書

宗教政治学を標榜する近藤氏が、本書の詳細な読書メモをWEB上で公開している。
こちら。
世俗化や宗教復興などの理論的な土台を再検討する興味深いブログである。
本書がすでに手に入りにくいということを、以前、院生から聞いていたが、現在、Amazonのマーケットプレイス(古書通販)で出回っているようだ。
そんなこともあってお知らせする。

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サティ

8月 25, 2006 under TV

インドのサティ(寡婦殉死)という慣習は、社会本位的自殺としてデュルケイムの『自殺論』の中でも取り上げられている。講義でも扱い、田中雅一氏の論文なども紹介した。(『暴力の文化人類学』)
時事通信によるとごく最近同様の事件が起こったようだ。
以下に引用する。
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夫の後追い死、妻に強制か=司法当局が疑惑捜査-印
 【ニューデリー24日時事】インド中部のマディヤプラデシュ州で21日に焼身自殺したとされた女性が、実際には火葬される夫に付き添って焼かれ死ぬヒンズー教の古い習慣を強制された疑いが浮上し、司法当局が捜査に乗りだした。
 この習慣は「サティー」と呼ばれる妻の「殉死」。英国統治時代の1829年に法律で禁じられたが、北部や中部では今でもまれに起きている。女性の人権を擁護する政府組織「国家女性委員会(NCW)」は24日までに、事件の調査結果を週明けまでに報告するよう州政府に求めた。
 事件が起きたのは同州トゥルシプル村。PTI通信によると、主婦のジャナクラニ・ナラヤンさん(45)が21日午後、夫の火葬現場に身を投げ焼死した。当初、警察の捜査では、病死とみられる夫の後を追い自殺したとされていた。 
(時事通信) - 8月25日7時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060825-00000018-jij-int

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『人狼城の恐怖』

8月 21, 2006 under 読書

二階堂黎人『人狼城の恐怖』(講談社文庫)を読んでいる。

文庫化されたので買っておいたのだが、読む時間がなかったのである。
奥付をみると2001年8月だ。
もう5年も置いておいたことになる。
4分冊。
全四部で4千枚は越えるという大作中の大作、大長編である。
読み始めるのに覚悟がいる。
この休みに一挙に読んでいる。
現在、第二部まで読み終えたところ。
これから第三部に突入する。
そもそもこの作家は初めて読む、超初心者である。
本格物と思って読み始めたが、ホラー色が強い作品だ。
そして、初めて『バイオハザード』をやった頃のように、夜中、トイレに行くのが少し怖い(笑)。

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加藤氏を支持する

8月 18, 2006 under 時事・社会

仕事が忙しく、更新もままならなかった。
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去る8月15日に靖国神社を参拝した小泉首相に対する批判を表明した加藤紘一衆院議員の山形の実家が放火され全焼した。
真相解明はこれからだろうが、やはりこれは言論を封殺しようというテロリズムである可能性が大きい。
最悪の事態だ。
自分の育った実家が全焼してしまうなど、その心痛はいかばかりか。
しかも、たまたま外出中で被害を免れたが、年老いた母親が住んでいる家である。
極端な排外主義を後押しするような小泉首相は自分の行動や発言を反省すべきだ。
テロとの戦いをいうのであれば、国内の、言論を封殺しようとするテロ行為とこそ戦うべきであろう。
責任ある立場にいながら、自分の心の問題と、問題を矮小化する首相は、やはり幼稚であるといわねばならないだろう。
靖国神社公式参拝を公約とし、自ら政治問題化したのは小泉首相本人なのだから。
もっともそんな公約を掲げる人物を支持し、首相にしてしまった者たちの責任もあるだろう。
そして、政治化されて迷惑をこうむったのは、むしろ靖国神社や遺族の方たちだったのかもしれない。
いずれにしても加藤氏は野田氏らとともに研究会を発足したり、その後も活動を続けている。
以下に『山形新聞』からのクリッピングを紹介する。
加藤氏「靖国問題、今後も発言」-実家火災受け
もちろん、ここで一貫して書いてきたように、靖国神社に対して国外からの批判や外交問題であるからとして批判するのは問題の本質ではないと思う。
アジア各国から批判されるからA級戦犯を分祀しろというのはおかしな論理であることは変わりがない。
であるが、自民党のリベラル派にはがんばってもらいたいと思う。
知識人たちや言論人たちは、立場が違おうと、テロに屈しない彼らを支援すべきであろう。

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