次回の講義では序論としてエスノナショナリズムの問題を考えます。
より専門的には、英文ですが、次の論文がネットで読めます。
この言葉が何を指すものなのかということを早い段階から検討を行ったものです。
また言語による「名づけ」つまり、分節化や意味の領有の例としても読むことの出来る論文です。
Petrovic, Drazen (1994). Ethnic Cleansing - An Attempt at Methodology. European Journal of International Law 5 (1): 359.
和文の参考文献には次のものがあります。
図書館にも所蔵があります。
Tambiahなどの、文化人類学者による諸論文については講義で紹介する予定です。
Ethnic Cleansing
教室変更
先日ガイダンスをおこなった火曜日4限の「現代文化人類学」は、履修希望者があまりにも多くなったため、教務課と相談し、A129教室へ変更となります。
正式には1階ロビーに変更掲示がされますので、ご確認下さい。
言葉とは何か
後期の講義全体の序論として、現代の学的状況について考えます。
言語による世界の分節化については以下のものを参考。
他者表象の歴史。特に「古代のカノン」については以下のものを。
ポストコロニアル研究の文脈で以下のものにも触れます。
勉強
調査や学会で関西へ行っていた。
そんな状況の中、ここ二週間ばかりずっと勉強もしている。
研究が進むと、分かったことも多いが逆に調べなければならないことも次々と増えてしまう。
学生の皆さん、研究はエンドレスです。
キリスト教の社会福祉関係の文献。
どうやらこの分野にも関係があるらしい。
どの図書館にもないようなので入手しなくてはならない(トホホ)。
ヴィクトリア朝からジョージ朝へ代わった英国がフィールドのひとつなのであるが、やはりヴィクトリア朝時代も押さえておかなくてはならない。
伊丹空港の飲茶の店で、行列が出来ている豚まんを食べた。
あまり美味しくなかった。
脂を美味しく感じないのは齢をとったということか(トホホ)。