やっぱノゲイラってつえーなー。
河目悌二という画家がいた。
有名な画家ではないので知らなくても、それが普通だ。
この画家は戦前、といっても関東大震災が起こった頃の東京で雑誌の挿絵などを描いていた画家である。
この作家は、関東大震災で虐殺された朝鮮人なども描いており、現在、近代史の専門家が研究している。
いくつかの作品はオレも現物を見たことがある。
さて、この人は関東大震災復興双六というのを描いている。
そこには携帯電話が描かれているのである。
なんとストラップもついているという。
これはインターネットでも紹介されている。
こちら
作家的霊感が時空を超えたのか、はたまた誰が考えても人間のアイデアなんてえものは同じ道を通るからなのか、いずれにしても興味深い事例ではある。
オーパーツというのがある。
オーパーツというのはOut of Place Artifactsの略で、歴史の発展段階とはズレた技術の存在を示す遺跡だそうである。
くわしくは次のURLをご参照ください。
こちら
さて、昨日から書斎の大掃除を始めた。
今日はその延長でPCのファイルのバックアップや再構成などをやっていた。
最近、ワームウイルスに感染している人が多いが、もう一つ、個人情報を盗むものにスパイウエアがある。
これを検索して削除する専用のソフトがある。
Ad-aware 5.62 というのがそれで、フリーソフトである。
これで検索したら、オレのPCの中にスパイウエアが20コぐらい入っていた。
むう。要注意である。
以下のサイトからDLできるので、この機会にPC内部の大掃除をしてみてはいかがだろうか。
こちら
また、ウイルス検索ソフトにもフリーのものがある。体験版ではなく、ウイルス情報のアップデートなど機能的にも遜色がない。これは以下の場所からDLできる。
こちら
などと、いろいろなサイトを紹介してお茶をにごした今日の日記である。
いや。石は投げないでくれ。
紹介
看板
この日記サイトenpitu.ne.jpでは、my機能を使えるようにすると、my refererという簡易アクセス解析機能も使えるようになる。
自分の日記にアクセスした人の経路が分かるのである。
特にサーチエンジンから来た場合、その検索語が分かるので面白い。
昨日、この日記に「ダイエット 背中」という検索キーワードで来てくれた人がいたらしい。
おそらく、背中の部分痩せ情報などを探していたのだと思われる。
さぞやガッカリしたことであろう。
すまん。
このように、この日記、看板に偽りありなのであるが、ダイエットは生活習慣と密接に関係しており、また、あまり神経質に思いつめても成功するものではない。
だから、というわけではないが、これからも気晴らしや暇つぶしにでも読んでいただければ幸いである。
サイト自体にとっても、サーバースペースとCGIを使わせる代わりに広告収入を得ているわけで、そのコンテンツは我々日記作成者が担当しているわけであるからギブ・アンド・テイクの共生状態が成立している。
蓑笠
飯島直子が発泡酒を飲んだり、ヨーグルトを食ったりした後に「あ゛~」ってやる。
CFに流れるたびにゲンナリする。
小池栄子(?)も、巨乳グラビアクイーンというよりも、最近は単なるデブになりつつある。
印刷所からゲラが届いた。
この締め切りは11日である。
年賀状が足りなくなったので書き損じを郵便局へ持っていった。
ついでに去年のものも大量に発見されたので持っていった。
しかし、なんと今年の年賀状しか今年の年賀状に取り替えてくれない、という。
仕方がないので十枚ほど購入した。
古いやつは切手に換えてもらった。
先日のロケのデジカメ写真を見てみた。
CD-Rに焼いて関係者へ送るためだ。
蓑笠姿のオレも写っている。
ヤベ!
なんかダイエットをサボっているのが如実に画面にあらわれているカンジだ。
ううむ。
なんかどんどん夜更かしになっている。
「TRICK」の再放送を毎晩観ているからだ。
一回目が1時40分から、二回目が1時50分から、3回目が1時55分から・・・。
回を増す毎にだんだんと遅くなって行く。
そして今夜は、2時10分からの予定である。
なんだか今日はネガティヴである。
伝説
今日のハラの調子は一日二回です。
さっきまでフジテレビ系の「ルーツ・オブ・ミュージック」という深夜番組を観ていた。
ブルースの歴史をたどる番組だ。
ブルースの三人の伝説的な先駆者の一人に、ロバート・ジョンソンがいる。
女好きで、ある人妻に手を出し、嫉妬にかられた夫に毒を盛られ、4日間苦しんだ後、27歳で他界した。
ジョンソンには、いろいろな伝説があり、彼の墓も三つあったりして、どこで死んだかの公式な記録さえない。
また彼には、夜中、十字路に立って悪魔に魂を売り渡してギターを教わったという伝説がある。
十字路、つまり四つ辻は、日本でも古来から魔の出るところとされていた。
四つの方向からの道が集まり、また分かれていく点が四つ辻であり交差点である。
アメリカ南部の黒人の民俗的世界観にも同様なものが見られるのは興味深い。
「TRICK」の再放送を録画しているのだが、昨日は失敗した。
今日確認したら、なんか延々と高校生のバスケットの試合が録画されている。
その直前にやっていた番組だ。
どうやらGコードをまちがえたらしひ。
だいたい、深夜番組は新聞のテレビ欄でもスペースが小さいので間違いやすいのだ。
というわけで「TRICK」録画計画は二日目にしていきなり破綻した(笑)。
ま、レンタルで出てるからいいんだけどな。
今日は、家人が書棚を買うというので家具屋を5軒も回った。
ドライバーはオレである。
隣の市まで足を伸ばしたが、結局最初行った店で買った。
それから自分の年末年始用の食料品などを買いに行った。
この年末年始はウイスキーで過ごす予定だ。
なんか休みに突入すると猫と遊ぶ時間が増えるので、その分手が傷だらけになっている。
貴族
喉が痛い。
ちょっと熱っぽいかも。
で、カリン酒なんぞを飲んでいる。
友人のインド人女性から電話があった。
クリスマスを京都で過ごし、明日帰るという。
クリスマスと新年の挨拶を電話でしてくれたのである。
彼女とは留学先で知り合ったのであるが、久しぶりである。
インドではいまだに身分制度がしっかりとある。
いわゆるカースト制度で、バラモン、クシャトリア、ヴァイシャ、スードラなどの四つの身分は有名である。
彼女は学部をカリフォルニア大学バークレイ校で卒業し、大学院がイギリスだったそうだ。
海外で高等教育を受けることができるのは身分が高い階級だけである。
彼女の出身はバラモン階級である。
古代には僧侶階級であったらしいが、現代はいわゆる知識人階級である。
インドの下層階級ではもう3世代もホームレスだという人々がたくさんいる。
もっとも彼女はそういった身分制度に反対の立場をとっており、学費も自分の奨学金でまかない、親からの援助は受けていない。
大学院で博士号取得の後は、インドに帰り、現地のNGOで子供の人権を保護する活動に身を投じるそうである。
自分の国のために貢献しようと学び、実際の活動に参加してゆく。
なんか、エライなあ。
毎日酒ばかり飲んで、ビリヤードをして、タバコをすって、昼間はテニスばかりしていたオレとは大違いである。
日本の大学院にはもう彼女のような人はいまい。
せいぜい自分の研究や有利な就職のことぐらいしか考えていないだろう。
戦後日本は、貴族制度を廃止した。
その割には天皇制だけ残したが、これはものすごくアンバランスなシステムである。
国王だけいて貴族がいない国などヨーロッパにはないのではないだろうか。
一億総中流時代などといわれて久しいが、平等になった分だけ高貴な動機は失われてしまった。
平等はいいことであるし、そうした社会構造がなければオレなども留学したり高い教育を受けたりすることはなかったろうが、しかし、貴族の存在が無私の社会貢献をする(あるいはできる)階級であったことも確かである。
日々の生活に追われているばかりでは見えないものがある。
単に金があるというのでは成り金にしか過ぎないが、数世代、厳しい教育を受け、騎士道精神を学んできたエリート階級には、気高さがあったと思う。
ガンジーだって、やせた乞食坊主みたいな格好の写真ばかりが有名であるが、もともとは身分の高い階級のエリートで、弁護士になるために留学していたのである。
その果てにたどり着いたのが、非暴力主義、断食による生命をかけた抵抗であり、それが事実、イギリスからのインド独立を勝ち取ったのである。
その抵抗はキング牧師にも受け継がれ、黒人の公民権獲得、反差別の運動を導き出したのだ。
ガンジーもキングも最後には暗殺されてしまったが、彼らの奇跡は歴史に残っている。
彼らが切り開いた舞台の上に、インドの人々やアメリカの黒人たちが現在いるのである。
闘いはまだ終わってはいないが、彼らの植えた種は確実に世界に広がりつつある。
「一粒の麦、もし死なずば、それは一粒のままだろう」
オレはキリスト教徒ではないし、この言葉を最初に知ったのも『男組』(雁屋哲・池上遼一)だったが(笑)、やはり含蓄のある言葉である。
彼女のような人たちと同じ時代の人類史の中に今自分も生きていると思う。
クリスマスは、日本では恋人たちのための日であるらしいが、キリスト教国では家族や、近所の人々、あるいは手の届くところにいる不幸な人たちのための日である。
神の子であるキリストの生誕を祝い、思いをはせ、感謝する日である。
うんこや睾丸の話ばかりが続いたが、クリスマスらしく、ちょっと高尚な話にしてみました。
無為
どうも。キンイチです。
今日の『巨人の星』
飛雄馬は、港で荷物を運ぶ人になっていた。
「フッ。何の資格も取り柄もないオレには、この身体しかない。沖仲師の方が向いているのかもしれないゼ」
などと、またも夕日をみながらいぢけている。
さて、昨日の日記の題名をつけることさえ忘れているあたり、オレの無為徒食っぷりが如実にあらわれている(笑)。
無為といえば今日もそうだった。
今日は、そろそろ家族のも含めて年賀状を作成してしまおうと作業をしていた。
作業といっても、住所録はすでに一昨年から入力済みであり、あとは喪中の挨拶をもらった分を削除するぐらいなのである。
すでに毎年新しいヴァージョンが出される年賀状ソフトに見切りをつけ、WordとExcelで年賀状や暑中見舞いを作るようになって久しい。
このふたつのOfficeソフトは仕事でも使うので、かなり操作に習熟している。
だから、住所録はExcelファイルで管理しているし、本文は干支や背景などの版権フリー画像をインターネットからダウンロードし、Wordで操作して作るだけである。
もちろん今年もファイルの作成自体はスムーズにいった。
で、問題は印刷である。
インクジェットのカラープリンタはCanonとHPと二つあるのだが、めったに使うことがない。
いつもは文字原稿ばかりなのでモノクロのレーザー・プリンタしか使わない。
ひょっとするとインクジェットは年賀状の作成にしか使わないのではないだろうか。
久しぶりに出してきたCanonのプリンタを接続したところ、なんか異常動作をする。
電源を入れるとクリーニング動作をするのであるが、これが止まらない。
延々とクリーニングしつづけるのである。
インクヘッドを交換しても、インクヘッドを取り外した状態でも、いつまでもいつまでもクリーニング状態である。
どうみても壊れている。
精神に変調をきたすと、いつまでもいつまでも手を洗いつづける人がいるというが、その状態に似ている。
あまりにも使わずに寂しい思いをさせていたからだろうか?
そう思わせる壊れっぷりである。
しかもソフト的にではなく、ハード的に壊れているようなのでお手上げである。
いまから修理に出したとしても到底年賀状には間に合わないし、そもそも保証期間などとっくに過ぎ去っている型番である。
HP(ヒューレット・パッカード)の方を使うことにした。
HPは去年買ったものだから、まだそれほど古くはない。
接続もUSBだ。
ただ、前面給排紙システムだから、はがきなどの小さなものを大量に印刷するのには構造上あまり適していない。
だから今までもCanonの方を使い続けてきたのである。
また、インクも問題である。
Canonの方は大量にカラーインクカートリッジの買い置きがあるのだが、HPのは全然ない。
今入っているのがなくなればそれで終わりである。
これはイカン、と思ってさっそく車で買いに行った。
これが売ってない。
まあ、田舎町ということもあるが、三軒まわって、どこにもなかった。
CanonやEpsonは置いてあるのだが、HPのは全然ないのである。
プリンタは売っているくせにカートリッジは置いていないという理解に苦しむ店さえある。
すぐに帰るつもりだったので猫にえさもあげなくてはならない。
で、すごすご帰って来た。
ネコにえさをあげ、少し遊んでやってから、とりあえず、インクのもつ分だけを印刷してみようと思い、やってみた。
やってみると、いきなり宛名を書く面に本文を刷ってしまったりした。
前面給紙なので、裏面に印刷するのである。
慣れない機器なのでなんどかのミスプリの後、やっと一枚うまくいった。
さて、これから大量に、と思って、本格的に印刷する準備を整えたら、なんか印刷できない。
しかも「プリンタの準備ができていません」とか、メッセージが出ている。
なんだか良く分からんがUSBの接続エラーのようだ。
なんなんだ?いったい?
で、パラレル・ポートにつなぎ直して印刷をしようと思ったが、ハラも減ってきたし、めんどくさくなったので、もう明日にすることにした。
明日はちょっと遠出して、ちゃんとした(?)パソコンショップへ行ってこよう。
衝動買いには注意しなければならないなあ。
で、今夜は1時40分から『TRICK』の再放送が始まる。
テレビ朝日系。
未見の方、要チェックです。
一日
はい。キンイチです。
ラーメン茶漬けってうまいのだろうか?
ラーメンもご飯もどちらも炭水化物で、少なくともダイエットには悪そうである。
ここ数日の疲れがたまっていたせいか、今日は起きたらすでに午後1時。
部屋の片づけを始めたが途中で挫折。
ほとんど何もしないうちにもう今日は終わってしまう。
猫と遊んだぐらいか。
世間はクリスマスイブまで3連休だ。
しかし、オレにはまったく関係がない。
困ったものである。
いや。ぢつはそれほど困っていないところが、困ったものなのだ。
連休でクリスマスで何の予定もないのに寂しくとも何ともなくなっている。
この傾向は年々加速されている気がする。
イカン!
このままでは結婚とかしなくても平気になってしまいそうだ。
そして特にオチも展開もなく、今日の日記はこれで終わる(笑)。
撮影
夕べから間違い電話が多い。
しかもどこかのオヤジからである。
トゥルルルルルルルル。
「もしもし」
「ああ。キンイチかあ?あのなな・・・」
「どちらへおかけですか?」
「え?」
「ここはちがいますが」
「ええと、キンイチに・・・」
時間は夜の11時半である。
どうやら、少し酔っ払っている様子。
なんなんだあのオヤジは?
で、今度は夜中の2時ごろ。
トゥルルルルルルルルルルルル。
「もしもし」
「ああ。キンイチかあ?あのなあ」
・・・・・・だんだん自分がキンイチに思えてきた。
アイデンティティの揺らいだ夜。
で、揺らいだ翌日はロケに行ってきた。
今日のことだ。
場所は埼玉県は秩父の某町。
山間にある小さな町である。
ここに明治に起こった秩父事件の資料館がオープンするのであるが、そこに常設展示されるビデオの撮影である。
秩父事件とは自由民権運動の最高にして最後の形態であるといわれる明治政府に対する一大反政府武闘闘争である。
当時の明治政府の支配を覆し、「自由自治元年」を宣言し、数日間ではあるが、独立を勝ち取った事件である。
当時の明治政府は一個師団の近代軍隊を投入し、これを徹底的に鎮圧した。
で、当時の再現をするビデオなのであるが、TBS-ViSIONのSディレクターの撮影チームが撮ることになった。
竹槍や猟銃を持った農民たちが野山を駆け巡るのが主なシーン。
夜は神社境内での集会のシーン。
夜なので当然、かがり火や松明を焚く。
これがまた雰囲気満点で良かった。
そしてオレは夕べからハラが痛かった(笑)。
標高も高く、冷え込みの厳しい冬の秩父である。
幸い、地元の村民の方々の全面協力を得る事ができ、オレはデジカメで撮影の様子を撮影するといういてもいなくてもいい記録係の役で済んだのだが。
しかし、この冷え込みの中、オレは5回もトイレに行ってしまった。
近くの町役場とかのトイレを借りまくりだった。
それでも、山の中でのっぴきならないことにならないでよかった。
それにしてもなんでこんなにハラが痛いのか?
特に悪いものを食った覚えはない。
あのキンイチおやじがの呪いだろうか。
アイデンティティの揺らぎは大腸まで揺らすのだろうか?
そう自問自答していると、その訳が夕方、山間にあった食堂で分かった。
正確にいうと食堂のトイレである。
洋式なのでズボンをおろし、「はぁ。またかよ・・・」と、ため息をつきながら便座に座り、よく見るとトランクスを後ろ前さかさまに履いていたのである。
つまり、マドがある方が後ろ向きになっている。
ここから冷えたのだ。そうに違いない。
そう、オレは確信した。
しかし、この食堂のトイレは狭かった。
身体の向きを変えられないほどだ。
しかも、今日は編み上げ式のトレッキングブーツを履いてきているので、靴を脱ぐ事もままならない。
で、結局そのままにしてしまったが、あれが原因なのに違いない。
海上保安庁は、ついに不審船を奄美大島沖で沈没した。
負傷者もでている。
これを機に、いっそう国境警備や自衛権、交戦権の議論が高まるであろう。
アフガンは終わりそうであるが、きな臭い匂いは絶える事がない。
そうした世の中の動きに比べると、オレのパンツがさかさまだったことなど、ひどく小さなニュースである。
つうか比べること自体、間違っている(笑)。