川橋 範子・小松 加代子(共編)『宗教とジェンダーのポリティクス: フェミニスト人類学のまなざし』昭和堂、2016年。

2月 6, 2017 under 図書案内, 調査・研究

著者のどなたかにご恵贈いただいた。
(出版社から直接届いたのでどなたにお礼を言えばよいのか?)

版元の紹介ページには目次もあります。

http://www.showado-kyoto.jp/book/b250357.html

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粟津賢太『記憶と追悼の宗教社会学―戦没者祭祀の成立と変容』北海道大学出版会、2017年。

2月 6, 2017 under 図書案内, 日記, 調査・研究

北海道大学出版会より、拙著が刊行されました。そろそろ書店にも並ぶと思います。学術書なので高いですが、年度末ですので、是非、研究費でご購入下さい。学生や一般の方々は図書館で購入リクエストを。

北海道大学出版会のサイトに拙著の紹介ページには目次も掲載されております。
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=938 …
なかなか印象的なデザインのカバーにして頂きました。
皆様よろしくお願いいたします。

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『近代日本における宗教と科学の交錯』

11月 24, 2015 under 日記, 調査・研究

金 承哲 T・J・ヘイスティングス 粟津賢太 永岡 崇
日沖直子 長澤志穂 村山由美 編
『近代日本における宗教と科学の交錯』南山宗教文化研究所
そういえばこちらもすでに出版されております。
(画像をクリックすると紹介ページへ。目次などを閲覧できます。)
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『アジア・太平洋戦争事典』

11月 24, 2015 under 調査・研究

『アジア・太平洋戦争事典』吉川弘文館、2015年。

久しぶりに実家に帰ってきたら案内が届いていました。
この中、10項目ぐらい書いております。

定価27,000円とかだけど。。。。

研究費、余裕のある方は、ぜひご購入ください。
学生の方は図書館に購入希望を。

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戦没者遺骨:収容を加速…超党派、初の根拠法案提出へ

8月 14, 2015 under 時事・社会, 調査・研究

クリップ。

戦没者遺骨:収容を加速…超党派、初の根拠法案提出へ

毎日新聞
http://www.msn.com/ja-jp/news/other/%e6%88%a6%e6%b2%a1%e8%80%85%e9%81%ba%e9%aa%a8%e5%8f%8e%e5%ae%b9%e3%82%92%e5%8a%a0%e9%80%9f%e2%80%a6%e8%b6%85%e5%85%9a%e6%b4%be%e3%80%81%e5%88%9d%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%8b%a0%e6%b3%95%e6%a1%88%e6%8f%90%e5%87%ba%e3%81%b8/ar-BBlI4Gw?ocid=iehp#page=2
 第二次世界大戦の戦没者遺骨の収容を加速するため、超党派の国会議員らが今国会で成立を目指している法案を毎日新聞が入手した。「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」案で、遺骨の収容を初めて法的に「国の責務」と位置づける、戦後処理の画期となる内容だ。だが、成立してもなお、多くの課題が残る。【栗原俊雄】

 ◇「国の責務」「10年間集中」明記

 法案は日本遺族会会長の水落敏栄・参院議員(自民党)らが作成してきた。今国会での成立と10月1日からの施行を目指している。

 対象は1937年に始まった日中戦争から45年の敗戦までの戦没者と、旧ソ連に抑留され亡くなった人たちの遺骨。「国は、戦没者の遺骨収集の推進に関する施策を総合的に策定し、確実に実施する責務を有する」と明記した。

 戦没者遺骨の収容は、日本がサンフランシスコ講和条約に調印し、独立した52年から行われているが、根拠法がなく、広大な地域から海外戦没者240万人すべての遺骨を収容するのは事実上不可能であるため、政府内では何度も「幕引き」が検討されてきた。法案は今年度から10年間で「施策を集中的に実施」するとしており、政府は少なくともこの間、帰還事業をやめることはできない。

 主管は厚生労働省で、他国との折衝や遺骨の収容、移送などで外務省や防衛省といった関係省庁との連携が不可欠だが、これまではこれらを結びつける法的根拠がなく「縦割り」の弊害が指摘されてきた。このため法案は、厚労相が関係行政機関と「連携協力を図る」としており、従来より多くの行政機関が連携し、予算確保もしやすくなる。

 収容された遺骨の身元がすぐに判明することはほとんどなく、引き取り手のない「無縁仏」が増加している実態を踏まえ、遺族らへの引き渡しを明記している。

 水落議員は「本来ならば20年くらい前、ご遺族の多くが健在だったころにできているべき法律。法案の内容は政党や歴史観が違っても賛同を得られるはずで、戦後70年の節目に成立させたい」と話す。現在約113万柱に上る海外戦没者の遺骨が取り残されており、同法案は、戦争の生還者や遺族などが一人でも多く生存している間に、遺骨の帰還を進展させる後押しとなることが期待されている。

 ◇DNA鑑定、行政二の足

 ただ、成立しても遺骨帰還が難しい状況は同じだ。硫黄島(東京都小笠原村)やフィリピンなど南方の激戦地で倒れた人たちの遺骨は、収容自体が容易でなく、身元の判明は極めてまれ。

 沖縄では約18万人の遺骨が身元不明のまま、糸満市にある国立沖縄戦没者墓苑に収容されている。原爆が投下された広島では約7万人、長崎でも2万〜3万人分の遺骨が収容施設に安置されている。国立の千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)にも約36万柱が納められている。同法案の成立で遺骨収容が進めば進むほど、事実上の「無縁仏」が増えていく可能性が高い。

 また、軍艦や民間の輸送船などが撃沈され亡くなった「海没者」の30万柱に及ぶ遺骨は、沈没位置の特定や海中での作業が難しいため、従来事実上収容の対象外で、同法案が成立しても状況は変わらない。

戦没者の遺骨をめぐる経緯© 毎日新聞 戦没者の遺骨をめぐる経緯
 また「相手国の事情により収容が困難」(厚労省)な例もある。例えば旧満州(現中国東北部)。約24万人が戦没したと推計されているが、帰還した遺骨は約4万柱。日本が「満州国」を開国し、中国侵略の拠点となった地域という歴史的背景から、同省などは中国政府の協力を得るのが難しいとみている。実際、本格的な調査さえできていないのが現状で、北朝鮮も同様だ。

 さらに遺族らにとって「希望の光」であるDNA鑑定でも問題が残る。厚労省は2003年に鑑定を開始して以来、シベリア抑留の犠牲者を中心に約1000人の身元が判明するなど一定の成果を上げている。

 だが同省は、鑑定を行うのは遺留品や埋葬地資料などから遺骨の身元が推定できる場合とし、さらに担当者は「DNAは究極の個人情報であり、行政が大量に把握することに倫理上の問題がある」と話す。こうした「官の論理」を乗り越えるのに同法案がどう生かされるかも課題となる。

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『思想』2015年8月号

8月 13, 2015 under 日記, 調査・研究

拙論も掲載されている岩波『思想』8月号。

発売日翌日にAmazonでは品切れ状態で、3000円を越すプレミア価格がついていた。

いまも同じような状態。増刷しないのか?

ただ、大きな書店の店頭か、セブンネットやBooxとかでは定価で入手できるようだゾ。

編集者の吉川氏はまじめな方で、昨年から今回の特集を考えていたようだ。
以下の文章が新年の段階で公にされている。

 昨年第10号に掲載した小特集「100年後の第一次世界大戦――現代の起点」では、第一次世界大戦が思想へ与えた影響とならんで、大戦の記憶、戦争と戦没者の記念・追悼(コメモレイト)をめぐる問題にも焦点があてられました。
 大戦の「何を」記憶するのか、「いかに」記憶するのか、そして、そもそも――これはmodern自体が抱え続けてきた問題でもありますが――「だれが」主体として記憶するのか。次元の異なるベクトルが錯綜し、おそらく一義的な答えが見いだせないこれらの問いのはざまで、わたしたちは漂い、苦闘し続けねばならないのかもしれません。
 第二次世界大戦終結から70年目にあたる今年、この問いがより先鋭に繰り返されるであろう状況に対して、本誌は様々な角度から応えていけるメディアでありたいと考えています。本年もご愛読とご支援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
(『思想』編集長  吉川哲士)
https://www.iwanami.co.jp/magazine/top.html

そういうわけで、今月号の目次は以下の通りです。

想起の文化――戦争の記憶を問い直す
思想の言葉 末木文美士 (3)
―Ⅰ―
〈研究動向〉慰霊・追悼研究の現在
  ──想起の文化をめぐって── 粟津賢太 (8)
トラウマ的な過去と付き合うための四つのモデル アライダ・アスマン (27)
―Ⅱ―
船と戦争
  ――記憶の洋上モデルのために―― 西村 明 (51)
日中戦争における対日協力者の記憶
  ――オーラルヒストリーの観点から―― 石井 弓 (67)
ひめゆりの心
  ――ひめゆりが伝えてきたもの,伝えていくもの―― 普天間朝佳 (92)
―Ⅲ―
ホロコーストの想起と空間実践
  ――再統一後のベルリンにみる「中心」と「周辺」の試み―― 安川晴基 (98)
遺構の発明と固有性の喪失
  ――原爆ドームをめぐるメディアと空間の力学――   福間良明 (130)
スターリングラード攻防戦の記憶をめぐる闘争
  ――象徴空間としての戦争記念碑―― 前田しほ (153)
―Ⅳ―
移民社会の論じ方
  ――ジェラール・ノワリエルにおける記憶と歴史―― 大中一彌 (171)
忠誠と解放 キース・カマチョ (188)
敵との共通体験としての戦争
  ――ボスニア内戦と統一ネイション形成―― 立田由紀恵 (214)
〈名著再考〉記憶から歴史叙述へ,私的記憶から公的制度へ
  ──ポール・リクール『記憶・歴史・忘却』── 佐藤啓介 (232)

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ジョン・サール 「意識はなぜ不可解なのか」

9月 23, 2014 under 調査・研究

続きはCloser to Truthのサイトで観られる。ただし英語のみ。
CONSCIOUSNESS: What is Free Will?
http://www.closertotruth.com/

すげえな。
しかし、ウィトゲンシュタインは宗教学会でも報告があるが、サールはみないなあ。

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『<心>はからだの外にある』

9月 23, 2014 under 調査・研究

河野哲也『「心」はからだの外にある―「エコロジカルな私」の哲学』NHKブックス、2006年。

ちょっと遅いかもしれないが、最近知った。
帯には「脱スピリチュアル宣言!」などとある。

2014-09-23 15.35.45

ギルバート・ライルの『心の概念』などの、いわゆる「機械の中の幽霊」の問題に、より身近な光を当ててくれる良書。
昨日の講義でも紹介した。

先日、録画で観たがアメリカのG.トノーニ教授の「意識の統合情報理論(Integrated information theory of consciousness, 略:IIT)」はその延長線上にあるのだろう。
宗教研究にも「科学」と銘打った論文や発表、著作なども出てくるようになったが、ポップ・カルチャーとしての科学を扱うのでないならば、本来はこの辺りをきちんと押さえるべき。

調べてみたら去年、京大でワークショップに呼んでたんだね。行きたかった。
https://sites.google.com/site/consciousnessworkshop/

論文はWEBでも読める。
Giulio Tononi, Consciousness as Integrated Information: a Provisional Manifesto

来年からはこの方向へ本格的に乗り出そうと思う。

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