著者のどなたかにご恵贈いただいた。
(出版社から直接届いたのでどなたにお礼を言えばよいのか?)
版元の紹介ページには目次もあります。
粟津賢太のヴァーチャル研究室
著者のどなたかにご恵贈いただいた。
(出版社から直接届いたのでどなたにお礼を言えばよいのか?)
版元の紹介ページには目次もあります。
北海道大学出版会より、拙著が刊行されました。そろそろ書店にも並ぶと思います。学術書なので高いですが、年度末ですので、是非、研究費でご購入下さい。学生や一般の方々は図書館で購入リクエストを。
北海道大学出版会のサイトに拙著の紹介ページには目次も掲載されております。
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=938 …
なかなか印象的なデザインのカバーにして頂きました。
皆様よろしくお願いいたします。
ご恵贈頂きました。多謝。
こうした、地に足の着いた社会学的な研究はきわめて重要ですね。
編者のひとり川又氏は院生時代からのお付き合いで、精力的に成果を著している。
大学の方も役付きで忙しいにもかかわらず。
その姿勢に頭が下がります。
発売になったようです。
戦後70年特集号という位置づけ。
塚田氏の「日本会議と宗教」や堀江氏の「宗教の戦後70年」などの論文。
親しいところでは、「聖地」に関する鼎談に岡本亮輔氏、「戦争」に関する鼎談に西村明氏なども。
私は、「安保法制に反対し、公明党の方針を危惧する創価学会員に聞く」という座談会に参加しています。
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄―1万3000年にわたる人類史の謎(上下)』 倉骨彰訳、草思社、2000年。
気になるところは英文原典と照らし合わせながら丹念に読んでいる。英語の勉強にもなるしね。
人類史についての、このようなサイエンスからのアプローチをしっかりと把握したうえで、人文学や社会科学も論を組み立てなければならないだろう。
何十年も前の、すでに捏造や思いこみ、いわゆる「神話」でしかないような人類史理解をモデルにして構築されている論がいかに多いことか。
研究者として志は高く持ち、それを維持していたい。
「市民宗教論」、「徳川時代の宗教」、「心の習慣」などで有名なアメリカの宗教社会学者ロバート・ベラーのリーダーが出版された。
欧米の図書は、専門的なものであっても多くの場合ペーパーバック版が同時に発売されるので助かる。
Amazonでは15%オフだそうだ。
「市民宗教論」は、宗教社会学のみならず、関連諸学において(あるいは政治的にも)多くの議論を巻き起こした。
学史的にも無視できない業績だ。
そういえば、故ブライアン・ウィルソン先生に、生前、ベラーの印象を伺ったことがある。
「付き合いにくい人だ」と言っておられた。
ベラーは有名な禁欲的かつ規範主義的な学者であるからであろう。
ウィルソンはとてもワイン好きな先生でもあった。
イギリスでポストコロニアル・スタディーズのセンターのひとつであった大学にいたこともあり、また、解説本は好きではないので避けていた。
というか本書の存在すら知らなかった。
しかし、先日書店でふと目にとまり、手にとってみた。
よくできている本だ。
単なる横のものを縦にしただけの本ではない。筆者の執筆動機が、このテーマと絡み合って存在しているからだろう。
これから講義で表象やサバルタンの問題に踏み込むが、学生にも紹介しようと思う。
古書店ならかなり安く手に入るハズだ。