幸福実現党

6月 17, 2009 under 時事・社会

明日からの調査の準備に朝からとりかかっていたが、なんだかうるさい広報車がやってきた。
聞くともなしに聞いていると「幸福実現党」だった。
Youtubeに立党記者会見の様子や立党大会の様子がアップされている。
現代表の大川きょう子氏の演説では、宗教的なタームから選挙戦略が語られていた。
自民も民主も国民の幸福のことなど考えていない。
これらの既成政党はそれ自体が世襲政党であると一刀両断にし、小泉ジュニアの選挙区にも、小池の選挙区にも、与謝野の選挙区にも、刺客として候補者を出す。
そしてそこに、ある意味、きわめて痛快でさわやかな印象を受けた。
現在の政党政治に対する幻滅や不信感は広く行き渡っている。
それを何とかしなければならないという主張には誰もが共感を覚えるだろう。
与謝野は貧乏神、とする演説も、彼女が断言すると単なるレトリックではないようなカンジだ。
与謝野氏にとってはいい迷惑だろうが、ただ、貧乏神を追い出したからといって日本経済が良くなるとは合理的には思えない。
だが、それを断言するところが、彼らの宗教観であり、世界観なのであろう。
しかし、北朝鮮への先制攻撃や国連への軽視や不信感、憲法9条の改正(悪)などのいわゆるタカ派な主張には危険感を持った。
「普通の国民」という立場からのタカ派的な主張には、これまでの「新しい教科書」のような修正主義の動きと同様に、一定の支持があるのかもしれない。
危機や紛争を煽る指導者を信用してはならない。
それがこれまでの歴史から得た教訓ではなかったか。
村上春樹ではないが、オレも卵の側に立とうと思っている。
選挙はまだ始まってもいないので、今後どのような展開になるのかは分からないが、彼らを支持する者たちのエートスについては、しっかりと考える必要があるだろう。
そして、草の根のファシズムや癒しのファシズムに飲み込まれない、平和思想の鍛錬こそが喫緊の課題である、と、そう思った。
国内で唯一の地上戦がおこなわれた沖縄に、明日から行ってくる。

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