『近代天皇制と古都』

7月 22, 2006 under 読書

著者の高木博志氏から頂いた。

氏は近代天皇制に関する精力的な研究者である。
オレは「1880年代の「旧慣」保存」あたりの論文を、修士課程の学生の頃に読み、それ以来のファンである。

氏はホブズボウムなどの「伝統の創造」論とは別交渉の形で、伝統の創造にたどり着いていた。
本書に収められた論考のほとんどは論文の形ですでに既読のものがほとんどであるが、一書の形となった意義は大きい。
また巻末に収められた補論「桜とナショナリズム」も秀逸である。
近代史研究者、また国家と宗教ナショナリズムに関心を持つ研究者、学生にとって必読の書ひとつであろう。

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